みなさん、おはようございます。こんにちは。こんばんは。

LOVELETTER WORKS 株式会社のゆーりんちーです!

ミスをゼロにすることは不可能です。だって人間だもの(ゆりを)。

でも、だからといってミスをしたときに「完璧な人間なんていないんだし仕方ない」と開き直るのは望ましくありません。

では、ミスをしたときは何を考え、どう行動するのがよいのでしょうか? 大変恐縮ですが、わたし個人の考えをまとめてみようと思います。

はじめに

わたしは高校を卒業したあといくつかのアルバイトを経験し、新型コロナウイルス感染症が流行したころに初めて社員として働き始めたんですが、その数年の間にさまざまなミスをしてきました。

たとえば、シンプルに納期を間違えてしまったり、情報をきちんと共有しなかったことで品質に不備が出たり、忙しさにかまけて業務そのものを忘れてしまったり……。いやぁ、振り返ってみるとなかなかなミスをしています。

「何度もミスをしている人間が、ミスをしたときに考えること・取るべき行動をアドバイスできるのか?」と不安な気持ちになっている方もいるかもしれませんが、わたしは適任だと思っています。

たしかに、ミスをしているという事実だけを見ると不安が勝るでしょう。でも、視点を変えれば「自分のミスと向き合ってきた」と考えることもできます(個人差はあるかもしれませんが……)。

ミスと向き合えば、ミスをした原因を解明できますし、自らの業務手順・方法を見直すことも可能です。結果として、同じミスをしない働き方を実現しやすくなるので、ミスと向き合う時間が多いことは考え方次第では強みだと思います。

この点から、ミスをしてきたわたしだからこそ伝えられることもあると思い、今回のブログのテーマにしました。

そもそもなぜミスをする?繰り返す?原因解明から始めよう

では、そもそもなぜミスをしてしまうのか、また繰り返してしまうのでしょうか? わたしなりに原因を考えてみます。

1.集中力がない / 切れている

メリハリをつけずダラダラと仕事をしているとミスしやすくなるような気がします。仕事をしているものの、頭のどこかで別のことを考えてしまい、ミスが頻出するのではないかと……。

もし集中力が続かない、切れてしまうという場合は、一度仕事から離れるといいのではないかと思います。10分ほど仮眠を取ったり、コーヒーや紅茶など好きなドリンクを飲みながら小休憩したり。わたしの場合は、推しがいるのでその人の動画を見てリフレッシュすることもあります(笑)。

2.自分の弱点に気づいていない

ミスって、基本的に自分の弱点に現れると思うんです。たとえば、スケジュール管理やマルチタスクが苦手な人は、納期遅れやダブルブッキングなどのミスをしやすいのかなと。
ミスの原因が自分の弱点(=苦手なこと)だと認識していれば、そこを改善することに目を向けられるため、ミスを減らせる可能性があります。でも認識していない場合は改善すらできないので、結果としてミスが続いてしまうのではないかなと思います。

自分の弱点って意外と自分でわかっているものだと思います。何なら「ミス=自分の弱点」と認識してもよいかもしれません。その認識がミスの減少につながるような気がします。

3.他人のせいにしてしまう

ミスが起きたときに、一概に他人のせいにしてしまうのは危険です。「自分には一切の原因がない」という過信は、同じミスを繰り返す原因のひとつだと思います。

仮に、本当に自分に原因がなかったとしてもそのミスの関係者であることに変わりはないので、「自分に落ち度はなかったか」「未然に防ぐ方法があったんじゃないか」などを考えて、自責思考を持つのがよいでしょう。その士気の高さが周りを巻き込んでチームとしてのミス削減につながる可能性もありますし、自分自身の成長にも大きくつながると思います。

4.労働環境に問題がある

ミスをする原因は、もしかしたら労働環境にあるかもしれません。たとえば、業務内容が複雑なのにもかかわらずマニュアルが不足していたり、労働時間が長かったり休日出勤が多かったりすると、ミスが頻出するような気がします。

上述した3つは性格的な原因なので、個人で意識的に改善できますが、労働環境に関しては自分自身で意識するのはもちろん、同僚や上司の協力が必要不可欠です。そのため、マニュアル作成や業務の効率化など自分にできることをしながら、必要に応じて周りに相談するのがよいでしょう。
とくに、労働時間が長かったり休日出勤が多かったりする場合は、なかなか勇気がいるかもしれませんが上司に相談するのがおすすめです。

誰でもできる!仕事でミスをしたあとに考えること・すべきこと

先ほど、わたしがこれまでにどのようなミスをしてきたのかお話しましたが、じつはそのたびにnoteを書いています。

それらの記事に共通しているのは、「どのようなミスをしたのか」「その原因は何か」「今後同じミスをしないためにはどうすればよいか」についてまとめていることです。まさにこれがミスと向き合うことであり、アウトプットすることで頭で考えたことを整理でき、改善に努めやすくなります。

では、具体的にどのような流れで何を考え、どう行動すればよいのか、以下で解説していきます。

1.まずは落ち込む

ミスをしてすぐは気持ちの切り替えがなかなかできないものです。そのため、まずは「なぜこんなミスをしてしまったんだぁぁぁ」と落ち込みましょう!

個人的には、落ち込むことも重要なステップだと思っています。過去に時間を割いているといえばそれまでですが、ミスをしてあっけらかんとしているほうがなんか違和感があるような気がして……。まず落ち込むことで、自分がミスをしたことを改めて理解できるのかなと思います。

2.ミスをした原因を考える

さて、ここからが本題の「ミスと向き合う時間」です。はじめにミスをした原因を考えます。

ちなみに、落ち込む時間と原因を考える時間の間は短いほどよいと思っています。とくに、わたしと同じように記憶力に自信がない方はそうしたほうがいいかなと。

「あとでいっか」と後回しにすると、その間にミスしたときの記憶がどんどん薄れてしまい、いざ原因を考えるときになかなか思い出せなくなる可能性があります。そうなると原因の解明ができず、また同じミスをしてしまうので、落ち込んだらすぐに原因を考えることをおすすめします。

ミスをした原因を考える際は、ミスが起きる前の自分の行動を細かく振り返るとよいでしょう。ほかの業務との兼ね合いを確認するのもおすすめです。また、上述したミスの原因を照らし合わせてみて、当てはまるものがないかチェックするのも有効です。

なぜミスが起きたのか自問自答することで、「メモを取っていなかった」「アラームを設定していなかった」「確認していなかった」「優先順位を間違えていた」などの原因が判明しやすくなります。

3.改善策を考える

ミスをした原因がわかったら、それに対する改善策を考えます。代表的なミスと原因に対する改善策を考えてみたので、以下参考にしてみてください。

ミス原因改善策
納期遅れが起きた・納期をきちんと管理できていなかった
・メモを取っていなかった
・アラームを設定していなかった
・優先順位を間違えていた
・カレンダーで納期を管理する
・メモ帳をそばに置いておく
・どんなこともメモを取るようにする
・アラーム設定を何かの行動とセットにする
 (例:カレンダー設定と一緒に行う)
・始業時と就業時に自分のタスクを確認する
認識の相違が起きた・先方に確認していなかった
・わかったつもりでいた
・不明点や疑問はすべて確認するようにする
・「都度確認!」などと書いた紙を
常に見えるところに貼っておく
凡ミスが増えている・集中力がなかった・11:00や15:00など時間を決めて、
5分〜10分程度の短い休憩を入れる
・集中できていたときと同じ環境にする
 (例:同じ音楽を流したり、同じ飲み物を飲んだりする)

基本的に、改善策はどれも簡単に取り入れられるものです。というか、あまりにも難しい改善策だとなかなか実行できず、原因の改善につながらないことがあるので、すぐに気軽に実行できるレベルの改善策を考えることが重要かなと思います。

もしかすると、なかには自分で考えた改善策に自信がなく「本当にこれでいいのか」と不安を感じる方もいるかもしれません。そのときは上司に相談してみましょう!

もし考えが足りないようなら指摘してくれるでしょうし、アドバイスをもらえることもあります。立派な改善策になっていれば、そこまで考えたことを褒めてもらえる可能性もあり、そうなればモチベーションもアップするでしょう。いずれにせよ自分にとっていいことしかないので、もし不安なら上司に相談してみてくださいね。

4.改善策をすぐに実行する

最後に、考えた改善策をすぐに実行します。これがけっこう大事で、考えただけでなかなか実行しないとなると本末転倒です。無意味な時間を過ごしたことと変わらなくなってしまうので、できればその日のうちに、難しいなら翌日(次の出勤時)には実行しましょう。

改善策をある程度実行したら、必ず振り返りを行うようにしましょう。実際に改善できているのかどうかは感覚ではわかりづらく、意識して初めて気づくことです。そのため、改善策を実行する際(したあと)も思考することを忘れてはいけません。

たとえば、メモを取るという改善策を実行する場合は、「メモ帳を実際に使ったか」「どのようなメモを取ったか・それを実際に確認したか」「メモを取ることは習慣化したか」「メモを取ったことっでミスは減ったか(仕事はしやすくなったか)」などを振り返るとよいでしょう。

これらを振り返ることで、自分に合った改善策だったのかを明確にでき、ミスとの向き合い方について改めて考えられます。もしあまりメモを取っていなかったり、ミスが減っていなかったりする場合は、自分には合わない改善策だったということになるので、そのときは別の改善策を試しましょう。

仕事でミスをしないためには心に余裕を持つことも大切

ここまで、ミスをしたあとに何を考え、どう行動すべきかを書いてきましたが、「そもそもミスをしないためにはどうすればよいのか」も考えてみる必要があると思います。

たとえば、タスクを抱えすぎていてミスをしているようなら、上司に業務を外注してよいか相談してみるのがおすすめです。外注することで自分の負担が減り、一つひとつの業務により丁寧に取り組めるようになれば、心に余裕ができるのでミスが減るかもしれません。

このほか、自らのスケジュールの組み方を見直すのも一案です。

毎日タスクを詰め込むと、そりゃあ忙しい日が続いて心に余裕がなくなり、ミスをしてしまいやすくなります。そのため、もし可能なら「この日は忙しい日」「この日はゆとりを持つ日」とバランスよくスケジュールを組むのもよいかなと思います。いつもより少しだけ肩の力を抜いて仕事する日を作ることで、心に余裕ができてミスしづらくなるんじゃないかなと思います!

あと、個人的には休日を充実させることもけっこう大事だと思います。

わたしの場合、休日に誰とも会わず家で過ごすと、体調が悪くなって仕事のパフォーマンスに影響が出ます。一人暮らしなので基本的にひとりだし、職場もリモートワークで上司や同僚にはまったく会わないので、休日くらい誰かと楽しいコミュニケーションを取らないとダメダメになるんです。その状態で仕事をするとやっぱりミスが増える気がするので、休日を充実させて仕事に向けてエナジーチャージすることも、ミスを減らす大切なポイントな気がします。

まとめ

冒頭でも伝えたように、そもそもミスをしない人間なんていません。どれだけ優秀な人でもミスはするので、「ミスをゼロにしよう」と思う必要はないと思います。

大事なのは、自分のミスとちゃんと向き合って原因を解明し、改善策を考え、すぐに実行することです。これができれば徐々にミスが減るだろうし、いろんなことがうまくいくようになるから仕事もしやすくなると思います。

とはいえ、ミスと向き合うか否かは自分次第! もしここをサボってしまうと、ミスしまくりの成長できないビジネスパーソンになってしまいます……。

わたし自身そうはなりたくないですし、何かのご縁なのでこの記事を読んでくださっている方にもそうはなってほしくありません。わたしと一緒に今回ご紹介した「ミスをしたときは何を考え、どう行動すべきか」を念頭に置いて、成長できるビジネスパーソンになりましょう。

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