みなさん、おはようございます。こんにちは。こんばんは。
LOVELETTER WORKS 株式会社のゆーりんちーです!

今、というかけっこう前から話題の「Chat GPT」。個人的な利用だけでなく、ビジネスでも活用されていますが、みなさんは使ったことありますか?

わたしはAIに何となく苦手意識があるんですが(シンプルに怖くないですか?)、これからは「AIを上手に使える人」ほど効率よく業務を進められるんじゃないかなと思うので、最近ちょこちょこ業務のサポートとしてChat GPTを使っています。

ということで、今回は「記事作成におけるChat GPTの使い方」をまとめてみようかなと思います。わたしと一緒に、なるべく早くChat GPTと仲良くなりましょう!(笑)

Chat GPTの使い方①:記事の構成を考えてもらう

特定のキーワードで記事の構成を考えることは、Webライターなら避けられない業務。このときにChat GPTを使えば、構成の叩き台を簡単に作ることができそうです。

ということで、試しにChat GPTに「『沖縄 子連れ スポット』の検索結果上位10記事の見出しを参考に、記事の構成案を作成してください。」とお願いしてみたところ……

ご覧のとおり、けっこういい感じにまとめてくれました。こりゃ優秀です。

ただ、もちろんこれが完璧な構成というわけではありません
たとえば、よく見ると「スポット20選」の記事なのに「5. 自然を楽しむアクティビティ」を紹介しています。アクティビティは厳密にはスポットではないので、これは違和感かなぁと個人的には思います。そのアクティビティが楽しめるスポットに変更すれば問題なさそうですが……!

Chat GPTに構成を考えてもらったとしても、それをベースに「違和感があるところはないか」「足りない要素(余分な要素)はないか」などを自ら確認し、追記・削除しながら完成形に整えていく作業は必須です。とはいえ、構成を考える際のサポートとしてはとても優秀だと思うので、Chat GPTを使用してよい環境(案件)なのであれば、ぜひ使ってみてほしいなと思います。

Chat GPTの使い方②:記事の文章を作ってもらう

Chat GPTは文章作成も得意。ということで、①で考えた構成の文章も作成してもらいました。

上記は、Chat GPTに作成してもらった文章の冒頭部分です。スポット紹介の記事なので、基本的には同じような文章が続きます。

パッと見たところ、まぁまぁいい感じです。ただ、個人的にはスポットごとの紹介文が簡潔すぎて「これを編集するとなると加筆メインになりそうだなぁ」という印象を受けました。
そこで、続けてChat GPTに「各スポットの紹介文をもっと詳細に書いてほしい」とお願いしてみたところ……

情報量がプラスされ、編集しやすい文章になりました。こっちの要望を正しく汲み取って対応してくれるあたりは、さすがAIですね。怖いくらい優秀です。

ただ、もちろん構成と同じようにそのまま採用するのは望ましくありません。「本当に正しい情報なのか」「足りない要素はないか」「コピペじゃないか」などを確認する必要があります。
とはいえ、ここまでまとめてくれたら確認作業が楽にできそうですよね。案件にもよりますが効率化を図りたいという場面では、Chat GPTの力を借りて記事作成をするのもありだなと思いました。

リード文・まとめにこそおすすめ

記事を書く作業のなかでとくにわたしが苦手なのが、リード文とまとめを書くことです。
「ターゲットに向けて記事が読みたくなるような導入文を書く」「記事の内容を要約してCVにつながるよう着地させる」というそれぞれの目的は理解しているものの、それを実際に書くとなると、どう書けばよいのかわからなくなるんです……。同じような悩みがあるライターさんいませんか?

でも、よく考えたらリード文とまとめにこそChat GPTに頼るべきなのかもしれません。

リード文の作成をお願いしてみた

さっそくChat GPTに「さっき考えてもらった『記事構成案:「沖縄 子連れ旅行におすすめのスポット20選』の記事の導入文を書くとしたら、どういう内容になりますか?」と聞いてみたところ……

ご覧のような回答がきました。文章の並びに若干違和感があるものの、どういう記事なのかわかりますし、最後には読みたくなるような呼びかけ?もあって、参考にはなるなぁという印象です。

わたしの場合、リード文をどう書くか10分ほど悩むことも珍しくないので、そういうときは効率化を優先してChat GPTを頼るのもありかなと思いました。

まとめの作成をお願いしてみた

次に、Chat GPTに「さっき考えてもらった『記事構成案:「沖縄 子連れ旅行におすすめのスポット20選』の記事のまとめを書くとしたら、どういう内容になりますか?」と聞いてみたところ……

ご覧のような回答がきました。個人的には不要な文章が多い気もしますが、リード文と同じように一例として参考にするにはいいなと思いました。

わたしがとくに苦手としているのは、最後にある「素晴らしい家族旅行の一日一日が、心に残る大切な思い出となるはずです。」「沖縄での新たな発見と感動の旅が、皆様を待っています。次の家族旅行は、沖縄に決まりです!」のような、オリジナリティのある文章です。
こういうのを入れたほうがいいんだろうなぁとわかってはいるものの、普段本をまったく読まないせいかユーザーの行動を促すようなセンスのよい文章がなかなか出てこないんです……。なので、Chat GPTでそのパターンを知れるのはとてもいいなと思いました。

頼りきりはNG!記事作成にChat GPTを使う際の注意点

ここまで記事作成におけるChat GPTの使い方をまとめてきて、そのなかでもちょこちょこお伝えしましたが、もちろん頼りきるのはよくありません。Chat GPTを使う際は以下の点を意識することが大切です。

1. 必ず編集をする

高性能なChat GPTですが、日本語に違和感があることも多いのが現状です。たとえば、記事としてそのまま使用できる文章ではなかったり、同じことを繰り返していたりすることがあります。

実際に、先ほどChat GPTに考えてもらった文章には、言葉は違うものの意味的には重複している表現がありました。これはひとつにまとめたほうがわかりやすい文章になりそうです。

また、Chat GPTに考えてもらった導入文では、沖縄の話(緑)→家族旅行の話(青)のあと「そんな沖縄には〜」と続いており、明らかに家族旅行の話(青)が邪魔をしています。「そんな〜」と続けるのであれば、その前は沖縄の話であるべきです。

このように、Chat GPTの文章はまだまだ修正が必要なので、まるっとそのまま使用せずに必ず編集するようにしましょう

2. 必ず重複チェックをする

Chat GPTはインターネット上にある情報を学習して、わたしたちの要望に応える仕組みになっています。そのため、たとえば「この構成で記事を書いて」と指示を出した場合、インターネット上にある記事の内容を学習して文章を作成します。丸々コピーした文章が表示されることはほとんどないかもしれませんが、100%安全とは限らないので必ず重複チェックをしましょう

ちなみに、弊社では「chiyo-co」を使っていますが、これとても便利です。費用はかかるものの操作が簡単で結果もわかりやすく表示されるので、とても気に入っています。
もしどのツールを使おう?と悩んでいるのであれば、ぜひ利用を検討してみてください!

まとめ

Chat GPTをはじめとするAIに少しだけ苦手意識があるわたしですが、試しに使ってみると優秀で便利だということがよくわかりました。煮詰まったときにこそ頼りになりそうです。
ただ、もちろん使用時の注意点を押さえておくことが大切です。また案件によっては「文章生成AIの使用禁止」ということもあるので、そこの確認も必須です。Chat GPTを使ってもよい環境が整っているのであれば、常識の範囲内で取り入れてみてもよいかもしれません。

これからもっともっと性能が高くなるであろうChat GPT。うまく取り入れて、自分の生産性やライティングスキルを高められるといいですね。わたしも上手に付き合っていきます!

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