Googleトレンドがキーワード選定に役立つ!具体的な役立て方を一から解説
みなさん、おはようございます。こんにちは。こんばんは。
LOVELETTER WORKS 株式会社のゆーりんちーです!
月初・月半ば・月末、それぞれにやる仕事ってありますよね。わたしはあんまーるの編集長をしているので、月初に全体でミーティングをして、月半ばにみんなが書いた記事をチェックして、月末に次月分のキーワード選定やInstagram(インスタグラム)の投稿内容の考案などを行います。
この記事を書いている時期は、ちょうど月末。ということで、先日あんまーるのキーワード選定を行ったんですが、ふと「そういえば、Googleトレンドとやらがあったなぁ」と思い出し使ってみました。すると、いつも以上にキーワード選定が楽になったんです!
そこで今回は、Googleトレンドの概要や使い方を説明しながら、キーワード選定にどのように活用したのかを解説します。
目次
キーワードの検索需要が一目瞭然!Googleトレンドとは
Googleトレンドとは、特定のキーワードにおける検索需要の推移を調べられるツールです。どのタイミングでもっとも検索されているかが一目でわかります。
過去3年間・過去1時間など、期間を絞って調べることができるほか、とくによく検索された地域も把握できます。さらに、関連トピックや関連キーワードも確認することが可能です。
そして、何といってもうれしいのが、GoogleトレンドはGoogleが無料で提供しているツールということです。誰でもすぐに使えるので、まだ使ったことがない方はこの機会にぜひ!
需要とトレンドを確認できる!Googleトレンドの使い方
Googleトレンドは、主に「特定のキーワードの需要を確認する」「急上昇しているキーワードをリアルタイムで確認する」の2パターンの使い方ができます。
特定のキーワードの需要を確認する
Googleトレンドでは、特定のキーワードの需要を確認することができます。
使い方としては、まずGoogleトレンドのトップページにある検索窓に、需要を調べたいキーワードを入力し「調べる」をクリックします。
例として「日傘」で調べてみたところ、上の画像のような結果になりました。
ここで注意したいのが、調査結果の期間のデフォルトは「過去1日」ということです。その日の需要の変動を確認したい場合はそのままで問題ありませんが、目的によって調べたい期間は異なるはずなので、必要に応じて変更しましょう。
なお、今回は年間の需要の変動を確認したかったので、「過去12か月間」に変更しました。
上の画像を見ると、「日傘」のキーワードの需要は4月ごろに少し高まり、その後6月にさらに高まり、夏本番の7月前に大きく上昇していることがわかります。
この結果から、たとえばオウンドメディアで日傘の記事を公開するのであれば、4月には公開しておいて、最初の山場に備えておくのが望ましいといえます。そうすることで、相対的に見ればその記事を閲覧する人が増えるでしょう。
このように、Googleトレンドでは「1年のうち、特定のキーワードの需要がもっとも高い時期はいつか」を確認することができます。
2つのキーワードの需要を比較することもできる
先に添付している画像の「+比較」のところにキーワードを追加すれば、2つのキーワードの需要を見比べることも可能です。
夏の紫外線対策として日傘に類似する「アームカバー」を追加してみたところ、ご覧のような結果になりました(青:日傘、赤:アームカバー)。
「アームカバー」の検索需要は1年を通して低く、「日傘」との差は一目瞭然です。そのため、オウンドメディアの記事に採用したほうがよいキーワードは「日傘」と判断できるでしょう。
急上昇しているキーワードをリアルタイムで確認する
Googleトレンドでは、急上昇しているキーワードをリアルタイムで確認することができます。
使い方としては、まずGoogleトレンドのトップページにある「急上昇中」をクリックします。
そうすると「毎日の検索トレンド」の画面になり、日ごとの急上昇ワードとその関連記事が表示されます。
もう一方の「リアルタイムの検索トレンド」では、現在から24時間以内に検索数が急上昇したキーワードの推移を確認できます。
「今、何について調べている人が多いのか」を把握できるので、オウンドメディア運用においては、たとえば最新トレンドの記事を作成する際のキーワード選定に役立てることができます。
ユーザーニーズを捉えられる!Googleトレンド×キーワード選定が最強
Googleトレンドについて理解を深められたところで、本題に入ります!
記事冒頭のわたしの文章は以下のとおり。
先日あんまーるのキーワード選定を行ったんですが、ふと「そういえば、Googleトレンドとやらがあったなぁ」と思い出し使ってみました。すると、いつも以上にキーワード選定が楽になったんです! |
そうなんです。Googleトレンドは、オウンドメディアのキーワード選定に役立つんです!
では、具体的にどう役立てたのかというとその方法はとても簡単で、上の画面でオウンドメディアの軸(テーマ)となるキーワードを入力・検索し、関連キーワードを確認するだけです。
そもそも関連キーワードには、入力したキーワードとの関連性が高いキーワードが表示されます。つまり、入力したキーワードで検索しているユーザーが、ほかにどのようなキーワードで検索しているのかを把握できるということです。
最初にオウンドメディアの軸(テーマ)となるキーワードを入力しているので、上述した「入力したキーワードで検索しているユーザー」はメディアのターゲットユーザーと考えられます。
そのため、Googleトレンドの関連キーワードを通して、ターゲットユーザーのニーズを捉えることができるのです!
たとえば、上の画像はあんまーるの軸(テーマ)である「子育て」で検索した場合の関連キーワードです。「子育て し ながら 働き やすい仕事」がトップにあるので、子育てと仕事の両立を志しているターゲットユーザーが一定数いることがわかります。
この結果から「子育てしながら働きやすい仕事」はあんまーるで記事化するキーワードとして有効と考えられます。
このように、Googleトレンドの関連キーワードは、オウンドメディアのキーワード選定にとても役立ちます。わたし自身、この方法でいつもよりかなり早くキーワード選定を済ませられました。
ちなみに、関連キーワードから記事化するキーワードを選んだら、あわせて検索需要も確認するとよいかもしれません。どのタイミングで公開するのがベストなのかを見極めて、そのタイミングできちんと公開すれば、より読まれやすくなるでしょう。
まとめ
Googleトレンドをふと思い出し、実際に使ってみた結果、かなり便利なツールだということがわかりました。とくにキーワード選定においてはかなり役立ちます!
なぜその便利さにもっと早く気づけなかったのかと悔やまれる部分もありますが、きっと今わたしが編集長として仕事をしているからこそ気づけたんだろうなとも思います。
今やるべきことにどう対応するか、どうすればもっと効率化できるかという思考が常にあるからこそ、Googleトレンドが浮かんだんだろうし、便利さも理解できたんだろうなと。
「できることが増えると楽しくなる」とよく聞きますが、正直あまり信じてなかったんです(急にぶっちゃける)。でも、その意味が今日なんとなくわかったような気がします。
Googleトレンドを使えるようになった、たったそれだけのことですが、できることが増えたような気がしてうれしくなりました。きっとその積み重ねが仕事の楽しさにつながるんでしょうね。
これからも自分のために知識・スキルを高めて、楽しく仕事と向き合っていけたらいいなと思います。