みなさん、おはようございます。こんにちは。こんばんは。
LOVELETTER WORKS 株式会社のゆーりんちーです!

突然ですが、オウンドメディアのパーマリンクってどう設定してますか? わたしはあんまーるの編集長をしていることもあり、常にパーマリンクと向き合っていますが、正直なところ今だにどう設定するのがベストなのかよくわかっていません……。

過去に「パーマリンクの変更ってあり?ずっとモヤモヤしていたので調べてみた」という記事でパーマリンクについて触れましたが、このときは変更がメインで、その前段階の設定についてはきちんと調べられませんでした。

ということで、今回は「オウンドメディアのパーマリンク設定」にフォーカスし、SEOへの影響や適切な設定方法について、実体験を交えながらまとめてみようと思います。

SEOにも影響する?!パーマリンクの変更で検索順位に変化が

そもそも、なぜ今になってパーマリンクが気になっているのかというと、あんまーるで毎月公開しているイベント記事の検索順位が、パーマリンクの変更によって大きく変化したからです。

まずはパーマリンクから数字を削除

以前公開した「またもや公開した記事が検索結果に表示されない!仲間と導き出した原因と対処法について」で、パーマリンクには数字を使わないほうがよいというお話をしました。

実際に、イベント記事のパーマリンクを「数字の月_event(例:7月のイベント情報をまとめた記事の場合は「07_event」)」から「英語の月_event(例:7月のイベント情報をまとめた記事の場合は「juiy_event」)」に変更したんです。

その結果、これまでなかなか検索結果に表示されなかったイベント記事が、問題なく表示されるようになりました。もちろん、パーマリンク以外の施策にも取り組んでいるため、一概に「パーマリンクの変更によるもの」とは言い切れませんが、これは大きな一歩でした。

でもしばらく経つと……

それからしばらく、ほかのイベント記事のパーマリンクも「英語の月_event」のかたちで設定していたんですが、うまくいったのは最初だけでだんだん検索結果に表示されなくなったんです表示されたとしても、2〜3ページ目ということがほとんどでした

みなさんご存じかと思いますが、検索結果に表示されるコンテンツのクリック率はその順位で大きく変わります。下位になるほど下がるのは当たり前で、人によっては3位くらいまでのコンテンツしか開かないこともあります。つまり、自社の記事をいかに上位表示させるかが、オウンドメディア運用ではとても重要なんです。

成功体験を味わったもののSEOの仕組みも理解しているので、この状態のまま放っておくわけにはいきません。そこで、パーマリンクを「数字の月_event」のかたちに戻してみることにしました。

パーマリンクを元に戻すと上位表示されるように

イベント記事のパーマリンクを「数字の月_event」に戻したところ、公開してすぐ検索結果に表示され、なんと上位表示も叶ったんです! こんなに嬉しいことはありません。
ただ、もちろん順位は常に変動するので、下位になったり2ページ目になったりすることもありますが、それでも安定して検索結果に表示されるようになりました。

パーマリンクを「英語の月_event」にしていたときは、そもそも検索結果に表示されない、表示されても2〜3ページ目ということが多かったので、それに比べるとよい結果かなと感じました。

ここまでのまとめ

つまり、ここ最近のあんまーるのイベント記事では、以下のようなことが行われていたんです。

  1. イベント記事を検索結果に表示させるため、パーマリンクを「英語の月_event」に
  2. その結果、最初は順調に検索結果に表示されるようになった
  3. ただ、徐々に検索結果に表示されなくなった
  4. そこで、イベント記事のパーマリンクを「数字の月_event」に戻してみた
  5. 公開してすぐ検索結果に表示されたうえに、上位表示も叶った(← 今ここ)

ここまでパーマリンクに振り回されるとは(笑)。

この経験からわたしが学んだことは、「SEOにおいてパーマリンクの重要性は高い(と思う)」「PDCAを回すことの大切さ」の2つです。
ただ、前者に関しては明確な正解がないような気もしています。実際、わたしはパーマリンクを変更したあと元に戻しているわけで……。今後も様子を見ながら、必要に応じて改善していくことになるのかなぁと思います。

とはいえ、最初からなるべくベストなパーマリンクを設定したいという想いもあります。そこで、ここからは一般的によいとされているパーマリンクの設定方法をまとめていきます。

パーマリンクはこう組み立てる!一般的によいとされている設定方法

上述したような経験をしたわたしとしては、パーマリンクはSEOに影響を及ぼしているような気がして仕方ありません。でも一般的には「SEOに直接的な影響を及ぼさない」といわれています。
どっちが正解なのかはわかりませんが、「ユーザーがコンテンツの内容を把握しやすいようにする」「外部リンク(被リンク)を獲得しやすくする」という意味でも、パーマリンクは慎重かつ適切に設定する必要があります。

では、一般的にどう設定するのがよいとされているのか? 以下でそのポイントをご紹介します。

英語を使う(日本語はNG)

パーマリンクは英語で設定するのが望ましいといわれています。日本語で設定すると、コピペの際に日本語部分が英数字や記号に変換され、長く意味不明なパーマリンクになってしまうからです。
URLが長いとSNSで記事をシェアする際に貼り付けしづらくなり、それが原因で拡散されなくなる可能性があります。SEOで上位表示を狙うのと同じくらい拡散されることも大事なので、パーマリンクは英語で設定するようにしましょう。

OK:https://blog.loveletterworks.jp/permalink/
NG:https://blog.loveletterworks.jp/パーマリンク/

シンプルな構造にする

パーマリンクは、ユーザーが一目見ただけで理解できるようなシンプルな構造にすることが大切です。実際にGoogleも「シンプルでわかりやすい語句を URL に使用する。」と推奨しています。
そのため、パーマリンクは記事の内容を踏まえた上で、必要最低限の英単語でシンプルに設定するよう心がけましょう。

OK:https://blog.loveletterworks.jp/permalink/
NG:https://blog.loveletterworks.jp/permalinknoseoenoeikyou/

参照:Google における URL 構造のベスト プラクティス|Google 検索セントラル

英単語はハイフンで区切る

パーマリンクに複数の英単語を使用する、またはひとつの単語を区切りたい場合は、ハイフン(-)を使用しましょう。実際にGoogleもハイフンの使用を推奨しています。
複数の英単語を続けて設定すると、ユーザーや検索エンジンが記事のテーマを理解しづらくなります。こうした事態を避けるためにも、必要に応じてハイフンを入れるようにしましょう。

OK:https://blog.loveletterworks.jp/ownedmedia-permalink-seo/
NG:https://blog.loveletterworks.jp/ownedmediapermalinkseo/

参照:Google における URL 構造のベスト プラクティス|Google 検索セントラル

【+α】上位表示されているサイトを参考にするのもアリかも

これは個人的な意見なんですが、迷いに迷ったとき、また数字にするか英語にするか決めかねているときなどは、対象キーワードで検索したときに上位表示されているサイトのパーマリンクを参考にするのもいいんじゃないかなと思いました。パーマリンクはSEOに影響を及ぼさないといわれていますが、上位表示という結果を出しているわけなので、参考にできるところは見逃さないに越したことはありませんもんね!

……と書いてみたものの、まだ実際に参考にしたことはないので、これから迷ったら試してみようかなと思います。

まとめ

あんまーるの運用を始めてから一番何と向き合っているか?と自問自答したら、真っ先に思い浮かべるのはパーマリンクかもしれません。それくらい「どう設定するのがベストか?」を考えました。
試行錯誤を繰り返してみたものの、現時点で「これが正解!」という明確な答えは出ていません。ただ、わかっているのはパーマリンクを蔑ろにしてはいけないということです。

パーマリンクひとつで検索結果に表示されるかどうか、上位表示されるかどうかが変わってきますし、拡散力や外部リンク(被リンク)の獲得率も左右されます。そのため、編集長としてイベント記事に限らず、すべての記事のパーマリンクをなるべく適切に設定したいなと思います。

とはいえ、正解がないからこそ、今後も今回ご紹介したような試行錯誤を繰り返すような気がします。そのときはパーマリンクととことん向き合ってPDCAを回しながら、そのときのベストを導き出したいなと思います。

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