利益を意識することも大切!仕事の生産性を高めるポイント
「自分が1日にどれくらいの利益を出さなければいけないのか」を考えて仕事をしている方はきっと少ないと思います。
こんにちは。LOVELETTER WORKS株式会社の長浜です。
以前、LP制作を担当してくれている上司の方に「この金額で作成をしてほしいのですが」とお伝えしたところ、金額の値付けについてお話をお伺いしました。自身の働き方について見直すきっかけにもなったので、今回はその話の経緯・考えたことについてまとめます。
目次
さまざまな視点で物事を考える必要がある
まず、わたしは感情で動きやすいタイプです。仮に、懇意にしているお客さまに「もっと安くできない?」と言われたら考え込むことなく値引きすると思います。
利益だけを考えている企業はうまくいかないと言われているので、「お客さまに満足していただきたい」という気持ちはもちろん大事です。ただ、フリーランスではないので利益も考えなければいけません。
LP制作で金額の値付けについてお話があったきっかけは、「その金額だと赤字になる」ということでした。最初は赤字でも、その後の長いお付き合いの中で黒字になることもあります。ですので、「赤字になるからダメ!」というわけではなく、問題はわたしの考え方。上述したように、この考え方のままだといつまで経っても赤字です。そのうえ、わたしがサービス残業をして自分だけに影響が出るならまだしも、LP制作をするのはわたしではありません。
これは、記事作成でも同様のことが言えます。記事作成の場合は、ある程度「ここまで」という線引きができているので、1,000文字を作成するのに8時間かけることはありません。もし「こっちの表現のほうが良いかも」「やっぱりこっちの表現がベストかな」というように、1記事を作成するのに8時間かけた場合、ほかの案件に着手できず納期に間に合わなくなる可能性があります。くわえて、納期に間に合わせるためにほかのメンバーにも助けてもらわないといけないことにもなるでしょう。
みんなで残業して納期に間に合ったとしても、残業代が発生しますしこれでは赤字になりますよね。
「◯時間で1記事作成する」「周りに迷惑をかけてはいけない」という意識はできていても、利益までは意識できていませんでした。
利益を意識しながら仕事を進めるポイント
利益を意識しながら仕事を進めるポイントは主に以下の2つです。
1日に最低でもいくらの売上が必要なのかを把握する
わたしは一社員なので、「この記事にはいくら」というように、具体的に把握しているわけではありません。そのため、会社全体の利益を考えながら仕事を進めることは難しいですが、自身の給与は当然ながら把握しているので、個人の原価をもとに1日にいくら稼がないといけないのかを知ることはできます。
仮にわたしの給与が20万円、社会保険料が5万円、諸費用が2万円で20日間働く場合、最低でも1日に1.35万円は稼がないといけないことになります。1記事の金額が1万円の場合、1日に1記事しか作成できないと赤字です。利益を出すためには、最低でも2記事以上作成が必要になります。
人件費を下げるために仕事の効率化を考える
人件費はコストの中でも高いと言われているので、下げることによって利益をアップできます。
では、人件費を下げるにはどうすれば良いのかと言うと、仕事の効率化を図るのが有効です。たとえば、8時間かかる業務を2人で分けてやるよりも、業務を効率化して1人で5時間で済ませたほうが圧倒的にコストが安くなります。もう1人は別の業務を進めることができるので、人件費を下げるために仕事の効率化を図るのが良いのです。
そこで、わたしなりにどうやったら仕事を効率化できるのか考えてみました。
ChatGPTを取り入れる
ChatGPTに関しては「ChatGPTは記事作成に便利!使った結果と使用時の注意ポイントをご紹介」でも書きましたが、使いこなせれば記事の作成時間をかなり短縮できるはずです!
今のところFrigateでしか使用していないので、まずはFrigateの作成時間を短縮したいと思います。
休憩を一気に取らない
「気づいたら1時間経過していた!」ということは多々ありますが、「気づいたら5時間経過していた!」という経験をしたことはありません。どうしても途中で集中力が切れてしまうので、集中力が切れたタイミングで休憩を取ると良い気がします。
ただ、1時間のお昼休憩+小休憩を取る暇は現状ないので、お昼休憩を40分、小休憩を分けて合計20分取って集中力を高めたいと思います。
マルチタスクをなるべく避ける
わたしは記事作成をしている間にクライアントから修正依頼がきたとき、内容を確認してすぐに対応できそうであれば先に修正対応から入るようにしています。ですが、修正対応が終わったあと「どこまで書いたっけ……」と読み返しているのでそこで時間を使っていることに気付きました。
なので、最近は大至急対応しなければいけない修正以外に関しては、後日対応するようにしています。ただ、現在は連絡のやり取りが多いため「シングルタスクのほうが良い!」という結果は得られていません。
システム化できることはシステム化する
ChatGPTとほとんど同じですが、システム化できることはシステム化したほうがかなり効率良く業務をこなせると思います。ただ、開発の方に毎月「システム化できそうなことがあれば言ってください」とおっしゃっていただいていますが、なかなか思いつきません。
個人的に今かなり欲しいのはLPの参考サイトを読み込んで、類似のデザインを自動で作成してもらえるツールですかね……。
まとめ
「◯時間で1記事作成する」と時間は意識していましたが、お金の面までは考えたことがありませんでした。基本的に「1記事いくら」と費用を決めるのはわたしではありませんが、個人の動きが会社の利益になりますし、それが自分たちの給与にも影響するので個々が経営視点を持つことは大切だと思いました。
自分自身の成長のためにも、時間とお金を意識して仕事をしていきたいと思います。