こんにちは。LOVELETTER WORKS株式会社の長浜です。

前回の記事で、Frigateのユーザー数・PV数・セッション数が減少傾向にあることをお話しました。「数字が減少しているのは、そもそもインスタグラム関連の記事を検索する人が減ったのでは……?」と思い、2024年2月からTikTokの記事も作成するようにしました。

今回は、TikTokの記事を追加した理由と投稿してみた成果、今後の取り組みについてまとめます。

TikTokの記事を追加した理由

TikTokの記事を増やした理由は、上述したようにInstagram(インスタグラム)をWebで調べる方が減ったと考えたからです。

新機能は調べる方が多いのですが、基本的な使い方を知りたいと思う方は減っている気がしたので、まずはどのくらい減っているのかを調べてみました。

2017年6月に投稿された記事はPV数が25万を超えています。キーワードによってPV数に差はありますが、それでも2万を超えている記事がいくつか見受けられます。

2019年のPV数を見ると、2万を超えるのが難しくなっている状態です。

こちらは「インスタ」のキーワードでWebの検索数がどのくらい変わっているのかを調べた結果です。

2020年までは75%以上でしたが、徐々に検索数が減っていき2023年10月あたりから50%を下回るようになっています。

「インスタ」で検索する方が減っているということは、検索結果で上位になったとしてもInstagram(インスタグラム)に特化したWebサイトだと見られなくなってしまいます。
「このままではまずい……」と思い、Frigateを思いきってSNS関連の情報サイトに変更しました。

そこで最初に手を付けたのがTikTokです。なぜTikTokを選んだのかというと、Instagram(インスタグラム)のように機能がたくさんあり、使い方を調べないと難しいからです。
また、身近なSNSだからという理由もあります。

身近なSNSにX(旧:Twitter)がありますが、Xには画像や動画を編集する機能はありません。メディアにある画像・動画を投稿するだけなので、使い方がわからなくても直感的に操作できますし、初心者でもすぐに使いこなすことができます。

Facebook(フェイスブック)も同様に、使い方を調べる方はほとんどいないと思うので候補から省きました。

LinkedIn(リンクトイン)に関しては、ビジネス向けに特化したSNSなので利用者が限られてしまいます。記事を出したこともありますが、身近なSNSではないためか、公開した2022年11月26日〜2024年4月25日の間でPV数は「105」しか得られませんでした。

上記の理由から「使い方を調べないと難しい」「身近なSNS」で絞り込んで、TikTokを選びました。

TikTokの記事を投稿した結果

TikTokの記事を出した結果、残念ながら今のところ良い成果は得られていません。ただ、キーワードによってはユーザー数・PV数・セッション数の増加につなげられそうです。

2024年3月9日に公開したTikTokのライブ配信のやり方や基本的な機能、注意点を解説!のPV数は、現時点(2024年4月26日)で「272」です。その2日前に投稿したインスタグラムのDMに編集機能が登場!そのほかの追加機能もご紹介のPV数は、現時点で「504」です。

新機能の紹介ということもあり、インスタグラムのPV数が高い結果になっていますが、かなり差が開いているわけではありません。そのため、キーワードによってはTikTokも伸びるのではないかと考えています。

ちなみに、2024年3月21日に投稿したTikTokは見るだけでも可能?視聴すると相手にバレる?のPV数は「304」です。TikTokのほかの記事の数字も確認しましたが、今のところPV数「500」を超えている記事はありませんでした。でもまったく見込みがないわけではないので、引き続きTikTokの投稿を続けていく予定です。

今後の取り組みについて

TikTokの投稿を続けていきますが、それだけでなくほかにも新アプリが出たときはそれについても投稿していきます。

2023年7月6日に登場した「Threads(スレッズ)」に関しては、Xとほとんど似ているので操作方法が難しいわけではありませんが、話題性があったため投稿しました。Twitterに似たSNS「Threads(スレッズ)」とは?の記事はリリース前の7月4日に公開し、リリースされたあとの7月11日にリライトを行いました。その結果、なんと7月4日〜7月25日の21日間でPV数「936」を獲得しました!

7月14日に公開したインスタグラムのプロフィールにThreads(スレッズ)のリンクを貼る方法をご紹介!の記事に関しては、7月25日までの11日間でPV数「1,619」を獲得しています。8月18日まで測定した結果、PV数は「5,144」まで伸びました!

インスタグラムに関連する記事だからということもあるかもしれませんが、Threads(スレッズ)単体の記事でも伸びていたので、話題性のあるアプリ情報を取り入れるのも必要だと気づきを得ることができました。そのため、TikTokだけでなく今後も話題性のあるアプリはどんどん取り入れていきます。

まとめ

Instagram(インスタグラム)は多くの人から長く愛用されているSNSですし、新機能も出るのでWebサイトで検索する人は一定数いますが、利用されたばかりのときに比べて調べる方がどんどん減ってきています。そのため、インスタグラムだけの投稿だとユーザー数・PV数・セッション数を増やすことは難しいと感じました。

そこでTikTokの記事を追加しましたが、今のところ大きな成果は得られていません。ですが、Instagram(インスタグラム)の記事とあまり変わらないPV数は獲得できているので「追加したことは間違いではない」という気づきを得られたのは良かったと思います!

Threads(スレッズ)の投稿も伸びたので、今後も新アプリの情報をどんどん発信するようにがんばります。

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