こんにちは。LOVELETTER WORKS株式会社の長浜です。

最近はバタバタしており、「自分にスキルがあったら仕事をパパっとさばいてこんなにバタバタしないんだろうなぁ……」と思うことが増えました。
そんなわけで、今回は仕事で求められるスキルを身につける方法をまとめていきます。

1. 求められるスキルを把握する

まず、仕事でどのスキルが求められているのかを把握することが必要です。一般的に、以下の3つのスキルがビジネスで特に重要とされています。

・専門スキル:業界特有の知識や技術
・デジタルスキル:データ分析、デジタルマーケティングなどテクノロジーに関連したスキル
・ソフトスキル:コミュニケーション能力、問題解決能力、リーダーシップ など

わたしはWebライターだけでなく、広告運用やSNSの投稿作成も行っているので全部ですね。
Webライター・広告運用・SNSの投稿作成は専門的な知識が必要になりますし、データ分析・問題解決能力なども欠かせません。基本的にどの仕事もこの3つのスキルは必要かもしれませんね。

2. スキル習得の目標と計画を立てる

スキルの習得には当然ながら時間がかかります。ちょっと勉強したり調べたりしただけで簡単に身につくのであれば、誰も苦労はしません。とくにわたしは勉強ができるほうではないので、まず理解をするだけでかなりの時間がかかります。とはいえ、ダラダラするわけにもいかないので、仕事で求められるスキルを身につけるためには、いつまでにどのスキルを身につけるのか計画を立てる必要があります。

SMARTゴールを活用する

目標を設定するためには、SMARTゴールのフレームワークを活用します。SMARTゴールとは、以下の5つの頭文字を取った言葉です。

・Specific(具体的)
・Measurable(測定可能)
・Achievable(達成可能)
・Relevant(関連性がある)
・Time-bound(期限がある)

Specific(具体的):何を達成したいか明確にする

達成したい内容を明確に設定します。目標が具体的であるほど達成までの道筋が明確になり、取り組むべき行動がわかりやすくなります。
身近なものでたとえると、「ダイエットをして10kg痩せる」ですね。この場合、いつまでに、どうやって痩せるのかがわからないので、具体的ではありません。「休みの日は1日1時間ランニングをして3か月以内に10kg痩せる」というように、具体的に目標を立てる必要があります。

Measurable(測定可能):成果を数値化や定量化する

成果を数字で確認できる目標になっているか、ということです。具体的に目標を立てていれば数字で確認できますが、もし数値化できていなければもっと深堀りする必要があります。

Achievable(達成可能):無理なく達成できる現実的な目標であるか

「目標は高いほうが良い」とは言いますが、明らかに達成できないような目標を立てるとモチベーションが保てなくなります。とはいえ、難なくクリアできそうな目標を立てても意味がありません。そのため、目標を立てるときは「がんばれば達成できる内容か」を意識しましょう。

Relevant(関連性がある):仕事に役立つスキルか

その目標が仕事に関連するのか、ということです。仮にわたしが「3か月以内にダイエットをして10kg痩せる」という目標を立てても、仕事が効率化するわけではありません。この例は極端ではありますが、目標を実行する前に仕事に役立つ内容になっているかどうかを見直すべきポイントです。

Time-bound(期限がある):目標達成の期限を設ける

立てた目標をいつまでに達成するか、ということです。ダイエットを例に出すと「夏までに痩せる」という目標を立てた場合、期限が曖昧になってしまいます。目標が曖昧になると意欲が湧かなくなるため、期限を設ける必要があります。

上記を踏まえ、わたしの場合、1番時間がかかっている業務は記事作成です。案件によってかかる時間がバラバラで、専門的な案件になると3,000文字を作成するのに5時間かかることがあります。
計算系が出てきたときは参考サイトを1回読んでも理解できないので、もっと時間がかかります(本当に計算系が苦手なんです)。

記事作成の時間を短縮できたら少しは余裕ができるので、「1か月以内に記事執筆時間を1記事あたり30分短縮すること」を目標にします。
案件によって作成時間がバラバラなので、平均4時間かかっている案件は3時間30分を目標にする、というように分け、着手するときと完了したときの時間をメモにまとめていきます。

3. 実践とトライ&エラーを繰り返す

学んだスキルは、実際の業務に活かすことで初めて自分の力として身につきます。とくに、新しいスキルを積極的に実践し、トライ&エラーを繰り返すことで理解が深まります。

自分から仕事の機会を求める

スキルを実際の仕事で使う機会が少ない場合には、自ら仕事の機会を求めることも大切です。たとえばSNS運用のスキルを身につけたい場合は、その旨を上司に伝えると良いでしょう。
主体的な姿勢は、スキル習得のスピードを早めます。

フィードバックを受けて改善を続ける

新しいスキルを実践するなかで、定期的にフィードバックをもらい、改善点を把握することが大切です。上司や同僚にアドバイスを求めたり、課題や成功点について振り返ったりすることで、自分がどの程度スキルを習得できたかを確認し、次の目標設定にも役立ちます。

4. 継続的な自己評価と成長を記録する

新しいスキルを学ぶだけでなく、習得したスキルが業務にどう役立っているかを定期的に見直すことも重要です。その際、進捗を記録することで自分の成長が実感しやすくなり、次の目標達成への意欲が高まります。
たとえば、わたしが立てた目標(1か月以内に記事執筆時間を1記事あたり30分短縮すること)であれば、記事作成をする際に着手するときと完了したときの時間をメモにまとめますが、これを1週間ごとに見直しを行います。そうすることで、「前もって着手する記事の情報を調べておけばよかった」というような改善点がわかりますし、達成できていればやる気が湧きます。

5. 他者とのネットワークを築く

基本的に自分で調べられるものは調べますが、経験者の意見は本当に参考になります。とくに広告運用やSNS運用は人によってやり方が違うので、そういう方たちと交流して話を聞けばスキルアップのヒントを得られます。

まとめ

仕事で求められるスキルを身につけていくためには、目標設定、自己学習、実践、フィードバックのサイクルを繰り返すことが必要です。スキルを習得したら、それで終わりではありません。スキルを身につけるとどんどん新たな課題が出てくるので、常に挑戦し続けていく必要があります。
わたしはまず記事作成にかかる時間を短くしていき、時間に余裕ができるようになったら広告やSNSについて知見をもっと広げていきます。

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