Instagram(インスタグラム)の運用を行ううえで気づいた2つのこと
こんにちは。LOVELETTER WORKS株式会社の長浜です。
FrigateではInstagram(インスタグラム)の運用も行っており、投稿はほかの方にお任せしていますが、管理はわたしが行っているので今回は過去に遡って感じたこと・気づいたことをまとめていきます。
目次
Instagram(インスタグラム)は文章以上にデザインが重要
FrigateのInstagram(インスタグラム)を開始したのは、2021年6月ごろです。最初はテーマなど細かい内容は決めず、担当者にお任せする形を採用しました。
数投稿してもらったあと、上司から「文字が見えづらくない?」といわれ、ほかのアカウントの投稿と見比べて見ると、たしかにぼやけている感じがして見えづらい……。
過去の投稿をもとに改善点を伝え、それ以外は再度担当者にお任せをする形をとりました。以前はFrigateのWebサイトのアイキャッチ画像を背景に設定していましたが、プロフィール画面から見るとごちゃごちゃした印象になっていたため、担当者側で考えて背景を統一してもらいました。
また、全部同じ画像を使用するのではなく、当時は「縦1列に同じ画像を並べる」というやり方が流行っていたため、そちらも取り入れてもらいました。
ひとつの投稿を見やすくすることも大事ですが、プロフィールから見たときの「見た目」も大事ですね。
個人的には「フィード」「リール」「ストーリーズ」のように、投稿に合わせて背景画像を変えるのもよいと思います。
ただ、カテゴリで背景を分ける場合「急いでストーリーズの新機能の情報を投稿したいのに前日ストーリーズの投稿をしたから同じ背景画像が続くし、全体の見た目が崩れちゃう……」ということも起こり得ます。そのため、カテゴリで背景画像を分けるときは投稿内容も考慮しないといけません。
当時は「カテゴリで分けるのもいいかも」と思いましたが、先のことも考えて設定するって大事ということに気づきました。
ちなみに、投稿に失敗することもありました。それは、リール投稿を始めたときです。
Instagram(インスタグラム)は専用のタブがあるほどリールが人気なので、「これを使わないともったいない!」と思い、リール投稿を始めてもらいました。
Frigateでは新しいリール用の投稿をするのではなく、フィード投稿をリールで再投稿するようにしているため、慎重に投稿するものを選ばないと失敗します。
また、「フィード投稿は15本、リール投稿は8本」と月の投稿数を決めていたのでうまくバランスを取る必要があり、この理由により担当者から「背景画像を3つに分けるのは難しい」という意見をいただきました。
Instagram(インスタグラム)を運営していくなかで改善すべき点が見つかったため、背景画像を統一するスタイルに変更しました。これにより、背景を気にしなくて済むようになったのでフィード投稿とリール投稿がしやすくなっています。
このほか、背景を変更してもらう際に「Frigate」のロゴも入れてくれました。ロゴを入れた理由は「発見タブに載ったときに何のアカウントかわかるため」とのこと。
たしかに、発見タブではアカウント名までは表示されないので、似たような投稿があると「◯◯のアカウントだ」ということがわかりません。
タップして見てもらえるのが1番ですが、全員が見てくれるとは限らないので認知してもらうためにロゴを入れるのは有効だと思いました。
Instagram(インスタグラム)アカウント運営では自らフォローしていくことも大切
ただ投稿するだけでは意味がないため、2021年8月からフォロワー数・保存数の目標を設定しました。目標と結果は以下のとおりです。
年月 | フォロワー数 | 保存数 |
2021年8月 | 目標:200人 結果:170人 | 目標:7 結果:6 |
2021年9月 | 目標:400人 結果:269人 | 目標:7 結果:4 |
2021年10月 | 目標:500人 結果:393人 | 目標:7 結果:13 |
2021年11月 | 目標:500人 結果:498人 | 目標:8 結果:10 |
2021年12月 | 目標:700人 結果:612人 | 目標:10 結果:11 |
2022年2月 | 目標:800人 結果:606人 | 目標:10 結果:4 |
2022年3月 | 目標:800人 結果:607人 | 目標:10 結果:3 |
2022年4月 | 目標:800人 結果:608人 | 目標:10 結果:2 |
2022年5月 | 目標:800人 結果:646人 | 目標:10 結果:2 |
2022年6月 | 目標:800人 結果:657人 | 目標:10 結果:9 |
※2022年1月分がないのは、諸事情により担当者が変更になったため。
2022年1月から諸事情により、担当者が変更になりました。前担当者のフォロワー数の結果を見ると、1ヶ月で100人は増えています。しかし、担当者が変わって2022年2月以降は、フォロワー数がほとんど増えていません。その理由は、自らフォローしていかなかったことです。
有名ブランドのアカウントであればすでに認知されているためフォローしてくれる方が多いですが、Frigateはそうではありません。ハッシュタグでの検索で見つけてもらったり発見タブに載ったりしないと、Frigateのアカウントは見てもらえないのです。
まずは認知してもらうためには、自らフォローしていく必要があります。
半月に1度、状況を確認するために担当者とMTGを行い、その都度「自らフォローしていかないと認知してもらえない」ということは伝えてはいたのですが、その方は「フォロー数が多く、フォロワー数が少ないと魅力的な情報を発信していないアカウントと思われるから」とのことでした。
たしかに、そう受け取る方もいますが、個人的にはまず認知してもらうことが大事だと思っています。上記のデータを見て、そう強く感じました。
Instagram(インスタグラム)アカウント運営ではフォロワーの質も大事
フォロワー数があまり増えなかった理由は、自らフォローしなかったことだけでなく「フォロワー整理を行っていたから」という点もあります。
フォローをすればフォローバックをしてくれる方もいます。ですが、フォローバック目的でインスタグラムを運用しているわけではありません。
なかには「どのような人がフォローしているのか」と、フォロワーのアカウントを見てフォローする・しないを判断する人がいる可能性もあります。
そのため、個人的にはフォロワーの質も大事だと思っています。
ちなみに、現在のInstagram(インスタグラム)担当者から「フォロワー整理を行うといっても、削除するアカウントの基準が難しい」という意見がありました。
たしかに、フォローしてくれた方を一方的に削除するのは失礼にあたります。なので、わたしは以下の基準を設けています。
- 1年以上更新されていないアカウント
- 投稿がひとつもないアカウント
- ポイ活のアカウント
アカウントをひとつずつ見て回るのは大変ですが、アカウント名だけで判断して削除するのはせっかくフォローしてくれた方に対して失礼なので、中身はしっかり確認するようにしています。
まとめ
Instagram(インスタグラム)の運用は決して簡単なものではなく、試行錯誤を繰り返しながらFrigateに合ったやり方を見つけていかなければなりません。
2021年6月から運用を開始していますが、いまだに正解が見つかっていないので、今後も投稿内容やハッシュタグの付け方など担当者と話し合いながら検証を進めていきたいと思います。