自分を中心に考えるのもアリ!オウンドメディアの記事テーマの考え方
みなさん、おはようございます。こんにちは。こんばんは。
LOVELETTER WORKS 株式会社のゆーりんちーです!
弊社で運営している沖縄子育て応援メディア「あんまーる」の編集長をしているわたし。毎月、その時期の行事を考慮したり、流入キーワードを確認したりしながら「こういうテーマの記事があるといいかも」と考えているんですが、先日「こういう考え方もありかも」と思った出来事がありました。
今回は、その出来事を振り返りながら、わたしが気づいた「オウンドメディアの記事テーマの考え方」についてまとめてみようかなと思います。
目次
同僚が書いていたブログがヒントに!「日常」をオウンドメディアの記事にする
じつは、わたしたちはこちらのメディアだけでなく、個人のnoteでもブログを書いています。
こちらでは主に「仕事をする中で得た知見」をまとめていますが、noteは割と自由で、たとえばわたしの場合は休日の話や推しのこと、仕事で気づいたことなどを書いています。
そんな中、noteを漁っていると同僚が書いたブログが目に留まりました。
タイトルを見た瞬間、「あれ、これめちゃくちゃいい記事じゃない? あんまーる向きだ!」と思いました。実際、中身を読んだあとはその思いがもっと膨れ上がりました。
「中学校に入学するにあたってどういう準備が必要なのか」「入学にはどれほどのお金がかかるのか」という点は、経験した人にしかわからないこと。経験していなくてもなんとなく知っているという方もいるかもしれませんが、その知識量は経験者に比べて少ないでしょう。
また、中学校入学を控えたお子さんがいるママ・パパの中には、これから必要な準備や費用に不安を感じている方もいるかもしれません。
そうした背景を踏まえると、子どもの中学校入学を経験した人だからこそ知っている情報、つまり「どのような準備が必要でどれだけの費用がかかるのか」は、多くのママ・パパに求めてられている情報であり、あんまーるではそういう情報を発信すべきなんじゃないかなと思ったんです。
実際、そのことを同僚に伝えてあんまーる版として新たに記事にしてもらいましたが、とてもためになるよい記事に仕上がっていると感じました。
のちに公開されたときには、わたしと同じように多くのうちなーママ・パパが「参考になる」と感じてくれると思います!
Googleにも評価してもらえて読者のためにもなる
この出来事をきっかけに気づいたことは、記事のテーマは「日常」に潜んでいるということです。「普段生活する中で何気なくしていることや子どものイベントへの対応が、じつはあんまーるの読者が求めている情報だった」というケースは意外にも多いんじゃないかなと感じました。
Googleは、コンテンツを評価する基準として「E-E-A-T」を設けています。
- 経験(Experience)
- 専門性(Expertise)
- 権威性(Authoritativeness)
- 信頼性(Trust)
このうち、今回の「中学校入学の準備・費用」のような日常から切り取った記事は、経験(Experience)と信頼性(Trust)に該当すると思うんです。
Googleにも評価してもらえて、あんまーるの読者の方にとっても役立つ情報となれば、運営する側としてこれ以上うれしいことはありません。
そう考えると、やっぱり記事のテーマは「日常」に潜んでいるということを常に念頭に置き、読者のためになるのであればどんどん記事化していく必要があるなと感じます。
友人との他愛もない会話から発見!オウンドメディアの記事に「自分の好き」を絡める
この記事の冒頭で「わたしはあんまーるの編集長をしている」とお話しましたが、そんなわたしは社内で唯一ママではありません。結婚をしたこともなければ子どもがいたこともありません。そのため、仕事をする中で「こんなわたしが編集長でいいのか……」と思うこともあります。
先日、そんな悩み・不安を友人にポロッと話してみました。すると、友人はわたしに寄り添いながらも「でもあなたの好きなものや興味があることを、育児に絡める(うちなーママ・パパ向けの記事のテーマにする)こともできるんじゃない?」と提案してくれたんです。
わたしの好きなもの、今すぐにパッと浮かぶのはやっぱり「推し」です。でも、それをテーマに記事を書き沖縄子育て応援メディアで発信する、というイメージはあまりできずにいました。
ただ、友人から「たとえば、子ども連れでライブに行くときの注意点とか、那覇空港の授乳室・おむつ替え室の場所とか、そういうのをまとめた記事があると便利じゃない?」といわれたんです。
目から鱗とはまさにこのこと。「推し活と子育て、全然絡めるじゃん!」と気づかせてくれました。
ちょうど最近、わたしは推しのライブに行ったんですが、会場にはお子さんと一緒に来ているママもいました。SNSでも、子どもと一緒に推しを応援しているママの投稿を見かけます。
沖縄にもそういうママ・パパは絶対にいるし、沖縄の場合は遠征する(飛行機に乗る)ケースがほとんどなので、いろいろと注意しなければならないことも多いはず……。考えれば考えるほど、記事にできそうな気がしてきました。
「わたしは独身だし、ママじゃないから不向きかもしれない」「わたしの好きなことは子育てには無関係」と勝手に思い込んでいましたが、わたしの生活も好きも、考え方次第では仕事に活かせることがわかりました。このことに気づかせてくれた友人には、ほんとに感謝しています。
自分を中心に考えることにも意味がある
これまで、あんまーる関連の仕事をするときは自分ではなく他人に目を向けていました。
でも、ふと我に返ってみると、わたしの周りには親になった同級生がちらほら。わたしはまだ親になっていないけど、身近に新米のママ・パパがいるのは事実。そこで、わたしは考え方を変えてみることにしたんです。
引用:「あんまーる」というメディアを立ち上げた。|ゆーりんちー note
「自分事としてモチベーションを持つが難しいなら、『親になった友達の役に立ちたい』というモチベーションに変換すればいいんじゃないか」と。
前に自分のnoteにも書いたんですが、「同僚や友人、近くにいるママならどうする? その人たちにとって役に立つ情報って?」とほかの人に目を向けて思考していたんです。
もちろんそれも大切なことです。実際、あんまーるはうちなーママ・パパのためのメディアなので。
でも、友人からもらったアドバイスをきっかけに「自分も無関係ではないんだ」「もっと自分中心で考えてもいいんだ」ということに気づきました。そして、それに気づいたことで思考の幅が広がり、今までより楽にあんまーると向き合えるようになった気がします。
わたしの好きなもの・興味があることはもっともっとあります。それらも考え方次第ではあんまーるに活かせるかもしれません。思考を巡らせてみようと思います!
まとめ
今回の出来事とそこから得た気づきから、思い込みは自分の思考の幅を狭める原因にしかならないのかもしれないということに気づきました。
あんまーるに限らず、そのほかの仕事でも無意識のうちに何かを思い込んで、決めつけて、「本来なら関連のあること・気づくべきこと」に辿り着けない状態になっているかもしれないので、視野を広げる意識は強く持ちたいなと思います。