みなさん、おはようございます。こんにちは。こんばんは。

LOVELETTER WORKS 株式会社のゆーりんちーです!

じつは今年に入ってから「これってどうなんだろう?」とモヤモヤしていたことがあります。

それは、URLのパーマリンクの変更についてです。

パーマリンクとは、それぞれのWebページに割り当てるURLのこと。画像の選択箇所を指します。

そもそもパーマリンクは変更してもよいものなのか、変更によるSEOへの影響はどうなのかなど、わからないことばかりなので、今回はいろいろ調べながら自分なりの学びをまとめてみます!

すべては過去の自分のせい!パーマリンクと向き合うきっかけ

まず、なぜわたしがURLのパーマリンクの変更と向き合っているのか、その経緯から説明します。

弊社が運用している、沖縄子育て応援メディア「あんまーる」では、毎月のイベント情報をまとめた記事を公開しています。

これはメディアのローンチ前から決まっていたことなので、わたしは「一度公開した記事を年ごとに更新・リライトしていこう」と思っていました。

たとえば、2023年6月に「2023年6月のイベント情報」の記事を初公開したとします。この場合、2024年以降は同じURLのまま、記事の中身やタイトルだけを2024年6月のイベント情報、2025年6月のイベント情報、2026年6月のイベント情報……へ更新していこうと思っていたんです。

しかし各月のイベント記事を初公開する際に、わたしはひとつミスを犯していました。それは、URLのパーマリンクに「公開した年」を入れてしまうというミスです。

上述した例で説明すると、2023年6月に初公開した「2023年6月のイベント情報」の記事のパーマリンクを「202306_event」にしてしまった、というイメージです。

もちろん、一度設定したパーマリンクのまま記事の中身だけを更新することもできます。しかし、パーマリンクには「2023」とあるのに、記事の中身は2024年の情報、2025年の情報、2026年の情報……というチグハグな状態が個人的には気持ち悪かったんです。

この出来事をきっかけに、わたしの中で「一度設定したパーマリンクを変更したい!」という願望が出てきて、パーマリンクと向き合うことになりました。

パーマリンクを2回だけ変更!でもどこか不安が残った……

じつは、今年に入って2回イベント記事のパーマリンクを変更したことがあります。1回目はイベント記事をはじめて更新・リライトするとき、2回目はその翌月です。

パーマリンクを変更するにあたって、ワードプレス上で「ほんとにいいの?」的なアナウンスは出ませんでしたし、変更した結果なにかエラーが出るなんてこともありませんでした。

ただ、なんとなく、8年ほどSEOに携わってきたわたしの直感が「パーマリンクの変更はあまりよくない……はず」と何度も頭を過ぎるんです。

そのため、今はパーマリンクを変更せず、一度公開したイベント記事を非公開にして、新たにイベント記事を作成・公開し直しています。もちろん、新規記事を作成する際は同じパーマリンクを年が変わっても使い続けられるよう「月_event(例:5月のイベント情報をまとめた記事の場合は「05_event」)」にしています。

ただ忙しさを言い訳に、パーマリンクの変更について、結果すべきかせざるべきかわからない状態が続いているので、このブログをきっかけに調べてみることにしました。

パーマリンクの変更はあり?なし?今更だけど調べてみた

パーマリンクの変更の良し悪しについて調べてみて、わかったことは以下のとおりです。

【結論】パーマリンクをあとから変更するのは望ましくない

→ 理由
1. これまで積み上げてきたSEO効果がリセットされてしまうから
2. せっかくユーザーがアクセスしてもエラーでコンテンツが表示されなくなるから

パーマリンクを含むURLは、いわば「Webページの住所」。

Googleはその住所(URL)ごとにコンテンツを評価しているため、仮に変更前のパーマリンクが高評価で上位表示されていたとしても、変更後は住所(URL)が変わることで別ページとみなされるため、また一からの評価になってしまうのです。これが、SEO効果がリセットされてしまう理由です。

そして、パーマリンクを変更するということは、Webページの住所も変わるということ。パーマリンクを変更してしまうと、ユーザーがWebページにアクセスしてもそこには何もない(誰もいない)ということになります。

つまり、エラーが表示されてしまうため、ユーザーをがっかりさせてしまう可能性があるんです。

これらの理由から、一度設定したパーマリンクをあとから変更するのは推奨されていないようです。

ただ、パーマリンクの変更によるSEO効果のリセット・エラー表示を防止する方法もあることがわかりました。それは、301リダイレクト設定を行うというものです。

301リダイレクトとは、ドメインやパーマリンクの変更によって一度設定したURLが変わる場合に、旧URLから新URLへ自動転送すること。この設定をしておくと、旧URLのSEO効果が新URLに引き継がれる上に、もしユーザーが旧URLからアクセスしたとしても新URLのページが表示されるそうです。これはよいことを知れました……!

ワードプレスの場合、301リダイレクト設定をプラグインで行うこともできるそうです。対象のプラグインには「Redirection(リダイレクション)」「Simple 301 Redirects プラグイン」などがあるようですが、どれにするかはまた調べながら相談しながら考えていこうと思います。

まとめ

モヤモヤしつつもとりあえず行動してみて、でもやっぱりモヤモヤが残ったので調べてみた結果、そのモヤモヤは一瞬にして消えました。何が言いたいかというと「モヤモヤはそのままにすべきじゃない」「わからないことは調べればある程度解決する」ということです。

今回のパーマリンクのモヤモヤと同じようなことが今後あれば、そのときは放置せず、なるべく早めに向き合おうと思います。それが自分のためにもなるし、当然Webサイトのためにもなりますもんね!

あと、自分のミスがきっかけではあるものの、Webサイト運用にまつわる新たな知識を得られたことは、とてもよいことだったなと思います。SEOについてまたひとつ詳しくなれました!

今後もWebサイト運用には携わっていくと思うので、今回得た知識は忘れず活かしていきます。

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