検索結果の日付を変更したい!Googleの仕組みを紐解きながら対処法を模索してみた
みなさん、おはようございます。こんにちは。こんばんは。
LOVELETTER WORKS 株式会社のゆーりんちーです!
2024年8月24日、とうとう沖縄にコストコがオープンしました。「オープン日は混むだろうなぁ」となんとなく思っていたんですが、実際の混み具合は凄まじく、周辺では大規模な交通渋滞が発生したそうです。聞いた話によると、コストコの商品を運搬するトラックもその渋滞に巻き込まれたんだとか。それもあり、人気商品はすぐに売り切れてしまったらしいですよ!
そんなコストコに関して、あんまーるでは、2024年4月に特徴や入会費・会員登録の方法についてまとめた記事を公開しました。オープン前からアクセスが好調で、オープン直前も盛り上がりを見せ、今やあんまーるでもっとも閲覧されている記事です。
そういう背景もあり、こまめにリライトして最新情報に直したり新情報を追加したりしているんですが、先日「検索結果に表示されたときの日付が公開日になっている」という問題に直面しました。
先ほどお伝えしたように、公開日は今年の4月。その日付が表示されると、ユーザーに「古い記事」と思われてしまい、開いてもらえなくなる可能性があります……。そこで、検索結果に表示される日付を更新日にできないかと考えたんです!
そこで今回は、検索結果に表示される日付と向き合ったときのことをまとめてみます。そもそも日付は変更できるのか?、意図しない日付が表示されている場合どう対処すればいいのか?といった点について、実際の流れに沿って解説していきます。
目次
【結論】検索結果に表示される日付を制御するのは難しい
結論からいうと、検索結果に表示される日付を「これ!」と制御するのは困難です。調べてみたところ、その理由はGoogleのシステムが自動的に日付を決定しているからなんだそう。
「じゃあ、意図しない日付が表示されていても何もできないじゃん」と匙を投げたくなりますが、Googleに正しい日付を認識してもらうためにできることはあります。
実は今回、結果的にあんまーるのコストコ記事の検索結果上での日付を公開日から更新日にすることはできなかったんですが、とある対処を行ったことで、下位表示だった記事を上位表示させることができました! 個人的に「上位表示されればこっちのもんだぜ!」と思っているので、これはラッキーでした。
つまり何がいいたいかというと、「検索結果の日付を制御することはできないものの、その状況に満足できない場合に適切な対処を取れば、思ってる以上のうれしい効果が得られることもある」ということです。詳しくは以下で解説しますね。
まずは情報収集!Googleは記事の日付をどう認識してる?
Googleについてもワードプレスについても、まだまだ勉強中なわたし。まずは、Googleが記事の日付をどのように認識しているのか調べてみました。その結果、わかったことは以下の3つです。
1. 記事そのものに表示されている「公開日」「更新日」を認識している
2. 構造化データにある日付(datePublishedとdateModified)を認識している
3. サイトマップにある日付を認識している
それぞれ、あんまーるに照らし合わせて確認してみました。
1.記事そのものに表示されている「公開日」「更新日」を認識している
これに関しては専門性ゼロなので、勉強中のわたしでもすんなり理解できました。
あんまーるではそれぞれの記事のタイトルの上に公開日と更新日を表示しています。サイズが少し小さめではありますが、とくに問題ないと判断しました。
2.構造化データにある日付(datePublishedとdateModified)を認識している
こちらに関しては正直お手上げです。そもそも構造化データが何かまったくわかりませんでした。
ただ、調べていたときに読んだサイトに、構造化データの例としてソースコードが記載されていたんです。これを見て「なるほど。要はHTMLのことね」と素人なりに解釈しました。
そしてすぐに、あんまーるのコストコ記事のページソースを確認しました。すると「”datePublished”:”2024-04-22T18:28:05+09:00″,”dateModified”:”2024-08-28T13:23:42+09:00″」との記載が! しかも前者は公開日で、後者は更新日が正しく表示されています。
あんまーるは構造化データに関してもクリアしていることがわかったので、1と同様にとくに問題ないと判断しました。
3.サイトマップにある日付を認識している
こちらに関しては、なんとなくイメージはできるものの、あんまーるにサイトマップはあるのか(あるとしてどこにあるのか)がわからず、少しだけ困りました。
でも、なんとなく「きっとワードプレスにあるだろう」と思ったので、開いていじってみたところ、けっこうスムーズに見つかりました! これまたラッキー!
サイトマップはご覧のとおり。勉強中のわたしもわりと簡単に理解できる仕様でした。
あんまーるのコストコ記事に関する情報を確認したところ、最終更新日時がきちんと反映されていました。この日時は先にご紹介した構造化データとまったく同じです。そのため、サイトマップに関してもとくに問題はないと判断しました。
記事の更新情報はGoogleに認識されていた
ここまで読んでいただいてわかるように、Googleが記事の日付を認識する仕組み上での問題は一切なく、むしろ更新日時を正しく認識していました。つまり、ワードプレスや記事そのものの設定で見直すところはないということです。
Googleに記事の日付を認識してもらうための体制がきちんと整っていた、と考えるとうれしいですが、今目の前にある課題は「検索結果に表示される日付を公開日から更新日に変更したい」ということであり、そこに対する処置がこれ以上できないことにはもどかしさがありました……。
困ったときは仲間に相談!解決の鍵は「Googleに再認識してもらうこと」
まだ何かできることがあるんじゃないか?と思い、同じ会社の仲間に相談してみることに。そこで提案してもらった対処法は、以下の2つです。
1. 公開日を更新した日付に編集する
2. インデックス登録をリクエストする
1.公開日を更新した日付に編集する
公開日の編集は個人的になんとなく嫌でした。せっかく「コストコの記事を先立って公開したよ!」という事実があるのにそれを無くしてしまっていいのか……、と不安になったんです。
公開日と更新日でいうと重要なのは更新日だと思いますし、そもそも公開日を変更したところでSEOに大きな影響はないと思うんですが、なんかもったいないことをしてしまうような気持ちになってしまって……。編集するにしてももう少し情報が必要だと思ったので、保留とすることにしました。
2.インデックス登録をリクエストする
記事に何かしらの変更を加えた際は、基本的にインデックス登録のリクエストを行っています。そのため、あんまーるのコストコ記事も更新するたびにリクエストしていました。
ただ今回、検索結果に公開日が表示されるようになったタイミングが、ちょうど記事を更新しインデックス登録をリクエストした直後。そこからしばらく経ってもまだ公開日のままだったので、「もしかしたらインデックス登録に不具合が?」という疑念が生まれたんです。
たしかにこの可能性はあるなと感じたので、すぐにインデックス登録のリクエストを行いました。
その結果、なんと日付の表示自体がなくなっちゃったんです……! 公開日のままか、更新日になっているかの2パターンしか想定していなかったので、目から鱗の結果でした。
(※ディスクリプション部分にある「2024年8月24日(土)」は記事の本文です)
ただ、インデックス登録をリクエストし直したからか、公開日が表示されているときは下位表示だった記事が、なんと上位表示されるようになったんです。これまた不思議な結果です。
上位表示されていれば、検索結果に公開日・更新日が表示されていなくても多くのユーザーがアクセスしてくれるはず。そう考えると、結果的にとてもよかったなと思います。
まとめ
「試行錯誤しながら課題を解決する(場合によっては解決できないこともあり)」ということは、これまでに何度もありました。Wisdom by LLWのわたしの記事は、基本的にその内容です。
ただ、いつもは自力で解決しようにも壁にぶつかって、わりとすぐに助けを求めがち。でも今回は、課題への対処法を自分で調べて導き出せましたし、あんまーるに照らし合わせて対処できているかどうかまで確認できたので、個人的にはとてもよい行動ができたなと感じています。
もちろん、仲間に助けを求めることは悪ではないので、これからも困ったら頼っていきたいですが、同時に自分の力を高めていくことも重要です。
今回の件を通して「たくさんの課題に向き合ってきたことで自分の力も高まってるのかもしれない」と実感できたので、それは個人的に大きな成果でした。引き続き、自分の成長も意識しながら取り組んでいきたいなと思います!