こんにちは。LOVELETTER WORKS株式会社の長浜です。

2022年8月まではPV数が「約85,000」だったFrigate。2024年4月以降から「約28,000」「約25,000」「約18,000」と、かなり下がってきています。そこで、PV数を上げるために強調スニペットを狙っていこうと思います!

今回は、強調スニペットを狙う理由やデメリット、試した結果をご紹介します。

強調スニペットとは?

強調スニペットとは、検索結果の一番上にページの内容を抜粋した表示のことです。多くのユーザーが調べ物をするときに1ページ目に表示されたWebサイトをクリックします。つまり、強調スニペットに表示されればPV数が上がる可能性があるということ!

冒頭でもお伝えしましたが、PV数を高めるためにFrigateで強調スニペットを狙っていこうと思います。

強調スニペットの主な種類

強調スニペットの主な種類は以下の通りです。

1. テキストのみのタイプ

テキストのみのスニペットは、簡潔な説明や定義を直接提供する形式です。このタイプは、ユーザーの質問に対して最もシンプルに回答します。

2.テキストと画像タイプ

テキストと画像タイプのスニペットは、テキスト情報に加えて関連する画像を表示します。
最近は画像が付いた強調スニペットが増えてきているような気がします。

3.表タイプ

こちらはChat GPTで作成した画像なのですが、表タイプは上記のように表示されます。
表タイプは価格比較やスケジュール、統計などの情報に最適です。ただ、最近見かけることが少ないような気がします。

4.リストタイプ

リストタイプのスニペットは、番号付きまたは箇条書きで表示されます。
手順やランキングのときによく見かけるタイプです。

強調スニペットに表示されるデメリットもある

強調スニペットの存在と表示されるメリットについては知っていたのですが、一昨年までデメリットのことまでは知らなかったんです。

一昨年、SEO会社の方とクライアントとのMTGに記事担当者として同席することがあり、そこでクライアントから「強調スニペットに表示されたほうがいいよね」という意見がありました。わたしはそれを聞いて「うんうん」と思っていたのですが、SEO会社の方が『クリックされなくなる可能性もある』と言ってたんです。

強調スニペットにはユーザーが求める回答が表示されるので、Webサイトを開かなくても答えがわかってしまうから開いてまでは見てくれないとのこと。たしかに、すぐに知りたい答えが検索したときに表示されていれば、わざわざWebサイトを開いてまで見ない方もいますよね。

ただ、個人的にそれはすべてのWebサイト・キーワードに当てはまることではないと思うんです。たとえば「強調スニペットとは?」であれば一文読めば知りたかった答えがわかりますが、「インスタグラムの広告の種類」であればカルーセル広告やコレクション広告、写真広告などいくつか種類があり、広告の名前だけ見てもピンときません。その場合、クリックして「カルーセル広告って何だろう?」と調べますよね。

それを踏まえると、Frigateは強調スニペットに表示されたからといってクリックされないということはあまりないと思うんです。ですので、強調スニペットに表示させるようにしたいと思います。

強調スニペットに表示させるための施策

全部が強調スニペットに表示されるわけではないので、何をしたらよいのかが難しいところ。個人的には「テキストタイプ」「テキストと画像タイプ」「リストタイプ」が表示されやすいのかな、と思います。その理由は以下の通りです!

「インスタグラム」で検索すると、強調スニペットは表示されません。当然ながら、インスタグラムのアプリが表示されます。

「インスタグラムとは」の質問タイプは強調スニペットとして表示されています。記事を作成するときに「◯◯とは」の強調スニペットはよく見かけるので、効果的かもしれません。

ただ、「◯◯とは」でも強調スニペットなしの検索結果もあるので、ほかの方法との組み合わせも必要だと思います。

リストタイプも強調スニペットでよく見かけるので、個人的には効果的だと思います!

2024年7月に「インスタグラム広告とは?種類とそれぞれの特徴をご紹介」でリストを取り入れてみました。
しかし2025年1月現在、強調スニペットには表示されていませんでした。そもそもほかの記事でも強調スニペットが表示されていないので、この記事(キーワード)で狙うのは難しいかもしれません。ほかの対策が必要そうです。

今後の取り組みについて

最近の強調スニペットは「テキストと画像タイプ」が多く見受けられるので、それを狙っていこうと思います。具体的には「アイキャッチ画像」を変更していく予定です。

まず、上記の画像ですがリンク先に飛んでみると表示されている画像がアイキャッチ画像でした。

そしてこちらの画像は、左側はシャープ公式さんになっていますが、右の画像2つはそれぞれ別のリンク先でした。
確認のため画像のリンク先に飛んでみると、強調スニペットに表示されている画像がアイキャッチ画像だったんです。

ということで、「文章と関連のあるアイキャッチ画像を設定したほうが強調スニペットに表示されやすいのでは?」という考えに至りました。
現在、Frigateではアイキャッチ画像にフリー素材を使用しています。そのため、関連性が弱くなりGoogleに評価されにくいのかと思いました。画像制作はやや手間がかかりますが、やってみる価値はあると思うので今後試していきます。

まとめ

これまで「3位以内に表示させたい」「1ページ目に表示させたい」とだけ思っていたので、「強調スニペットに表示させたい」とは考えていませんでした。冷静に考えると、検索して最初に出てくる記事は、Googleが【ユーザーにとって良い記事】と判断しているので、1位に表示されている記事を見る方が多いですよね。そうなると、クリックされない可能性はありますが強調スニペットに表示されたほうが断然良いと個人的には思います。

全部が強調スニペットとして表示されるわけではないので難しいですが、いろいろな方法を試して1記事でも多く表示させられるように頑張ります。

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