SEO対策とは?どんなメリットがあるの?
気になるワードを検索したとき、「上位に表示されているWebサイトや記事を見る」という方が多いでしょう。2ページ目以降までじっくり見る方は少ないため、どれだけ情報をアップしていたとしても2ページ目以降に表示されているとユーザーに見てもらえない可能性があります。
そこで重要となるのが、上位表示を狙うためのSEO対策です!
こんにちは。LOVELETTER WORKS株式会社 垣花です。
今回はSEOについて勉強中のわたしが、「SEO対策とは?」についてご紹介します。
目次
SEO対策とは?
SEO対策とは、「Search Engine Optimization」の略で、日本語では「検索エンジン最適化」を意味します。具体的にいうと、Webサイトの内容をGoogleなどの検索エンジンが理解しやすいように最適化して、検索結果に表示されやすいように対策をすることです。
Webサイトや記事を作成したら、勝手に検索エンジンが見つけてくれて検索結果に表示されるわけではありません。
作成したWebサイトや記事はただサーバーに入っているだけの状態なので、検索エンジンにクロールしてもらう必要があります。
つまり、どれだけWebサイトや記事を充実させても検索エンジンに見つけてもらえなければ表示されず、ユーザーにも見つけてもらえないのです。
そこで重要となるのがSEO対策。検索エンジンの最適化(SEO)を行い、検索エンジンにWebサイトや記事を見つけてもらうための対策=SEO対策をすることが重要になります。
SEO対策が重要とされる理由
では、具体的にSEOが重要だとされる理由について見ていきましょう。
SEO対策を行うことでどのようなメリットが得られるのでしょうか?
集客になる
SEO対策がうまくいき上位表示されるようになれば、それだけ多くのユーザーの目に留まるようになり集客につなげることができます。
集客のために時間や費用、人手を割かずとも、検索エンジンによって集客をすることができるのです。検索数が多いキーワードであるほど集客できる可能性は高くなるため、集客に悩む方ほどSEO対策に力を入れるべきだといえるでしょう。
顕在層と潜在層の両方にアプローチできる
SEO対策では、顕在層と潜在層の両方にアプローチすることができます。
そもそも顕在層とは、ニーズがはっきりしていて欲しい情報が決まっているユーザーのこと。
例えば、ビタミンCサプリを探している顕在層は「ビタミンC サプリ」で検索して、上位表示される商品をチェックするでしょう。SEO対策がうまくいき上位表示が叶えば、顕在層へアプローチすることができます。
一方潜在層とは、ニーズがはっきりしていないユーザーのことです。肌荒れに悩み解決策を求めて「肌荒れ 治すには」と検索しているユーザーに対して、ビタミンCサプリの商品が表示されれば、「肌荒れにビタミンCがいいんだ」と気づきサプリの購入を検討してもらうことができます。
このように、それぞれの検索ニーズを満たすSEOコンテンツを作成して上位表示されるようになれば、顕在層と潜在層のどちらにもアプローチすることができるのです。
ブランディングになる
SEO対策で自社Webサイトが上位表示されるようになれば、企業名や商品名の認知度アップにつながります。それによりブランド価値を高めることができるため、企業ブランディングに役立つといえるでしょう。
広告予算が削減できる
SEO対策がうまくいけば集客に繋がるため、広告予算の削減も叶えられます。
チラシの配布や広告配信などに費用を費やしなくても、検索によって上位表示されれば自然と認知度は高くなり集客もできるため広告を打ち出す必要がなくなります。
広告のように速効性があるとはいえませんが、継続的に広告を続けて費用をかけるよりも、費用対効果は高いといえるでしょう。
主なSEO対策は3つ
一言で「SEO対策」といっても、その方法には3つの種類があります。
内部対策
内部対策とは、Webサイトの内部構造に対して行う対策のことです。
検索エンジンがスムーズにクロールしてインデックスできるように、検索エンジン向けの構造を構築します。
具体的にいうと、「タグの調整」や「サイトマップの作成」「スマートフォン最適化」「内部リンクの最適化」「ページの読み込み速度向上」などがあり、どれもWebサイト内で完結できることなので「内部対策」と呼ばれています。
外部対策
外部対策とは、自社のWebサイト以外からの信頼性を高める対策のことです。
具体的にいうと、SNSなどを使って拡散されたり、他のWebサイトにリンクを設置してもらったりすることをいいます。
コンテンツSEO
コンテンツSEOとは、ユーザーニーズ・検索ニーズに沿ったコンテンツの作成を行う対策方法です。例えば、検索されているキーワードを調査した上で、ユーザーニーズを満たすコンテンツを作成します。その後は、定期的に情報を更新したり、新しい情報を追記したりするのがコンテンツSEOです。
わたしたちライターが担っているのは主にこの部分になります。
コンテンツSEOを実施して検索結果に表示されるまでの流れ
コンテンツSEOを実施したらそれだけで検索結果に表示されるというわけではありません。
検索結果に表示されるまでの流れを知っておかなければ、その対策が無意味になってしまう可能性もあるため、SEO対策を行う前に流れを把握しておきましょう。
1. コンテンツの公開
まずは検索ニーズを調査して、ユーザーニーズに沿った記事を作成します。
検索エンジンが理解しやすいよう、作成した記事にはタグや内部リンクをつけて公開します。
2. 検索エンジンによるクロール
検索エンジンのクローラーと呼ばれるロボットによるクロール(巡回)が実施されます。
クローラーは定期的にWebページを巡回していますが、ページ内のリンクを辿って新しいページを発見することが多いため、内部リンクのないページは発見されづらい傾向にあるようです。
3. インデックス
膨大なWebページを巡回したクローラーは、その情報を持ち帰りデータベースに格納します。これがインデックスです。
Webページはインデックスされて初めて検索結果に表示されますが、クロールされた=必ずインデックスされるというわけではありません。クロールされても品質が悪いと判断された場合には、クローラーに巡回されていないページと同様、インデックスされず検索結果にも表示されません。
4. ランキング決定
検索エンジンがクロールした情報をもとに、コンテンツの品質を考慮してランキングが決定されます。検索アルゴリズムの調整は毎日行われているため、ランキングは日々変動するのが一般的です。
なお、Googleは独自のアルゴリズムに基づいて検索順位を決めており、その詳細は公表されていません。そのため、「具体的に何をどのようにしたら順位が上がるのか」という指標についてはわからないことが多いのが現状です。
Webサイト運営やブランディングに活かしたいSEO対策
SEO対策について学んで自社Webサイトを上位表示させることができれば、手間や費用をかけずに集客やブランディングをすることができます。自社Webサイトを運営している担当者さんは、ぜひSEOについてチェックしておくことをおすすめします。