X(旧Twitter)の認知を広げたい!投稿数を増やすために考えたこととその成果
みなさん、おはようございます。こんにちは。こんばんは。
LOVELETTER WORKS 株式会社のゆーりんちーです!
前の記事で「あんまーるのInstagram(インスタグラム)を運用している」というお話をしましたが、じつはわたしはあんまーるのX(旧Twitter)の運用も任されています。
ただ、X(旧Twitter)も同様にフォロワーがなかなか伸びないという課題に直面しているんです……。この状況から抜け出すため、まずは「投稿数を増やす」という点を意識することにしました。
今回は、なぜ投稿数を増やすことにしたのか、そして具体的にどのような投稿をしているのか、投稿数を増やしたことによる成果、その中での学びについてまとめます。
目次
認知を広げたい!X(旧Twitter)の投稿数を増やすことにした理由
X(旧Twitter)のフォロワーを増やすために、まずわたしが考えたのは「あんまーるのX(旧Twitter)の認知を広げる必要がある」ということ。
フォロワーが増えない原因は、あんまーるのX(旧Twitter)の存在を知られていないからでは?と考えたんです。
では、認知を広げるためにはどうすればよいのか。
考えて、考えて、考え抜いて出した結論は「投稿数を増やし(さまざまなジャンルの投稿をして)、検索に引っかかるようにして、ユーザーの目に触れるようにする」ということでした。
X(旧Twitter)を利用しているユーザーの多くは、そもそもあんまーるの存在を知りません。そうしたユーザーに「ここにいるよ!」と知らせるには、そのユーザーが出産や子育て、家事、イベントなどについて調べたタイミングを逃す手はないと思ったんです。
検索結果にあんまーるの投稿が表示されれば、あんまーるのX(旧Twitter)の存在を知ってもらえる、つまり認知を広げるという第一関門をクリアできます。
フォローしてもらうにはそもそも知ってもらわなければいけないので、そうした意味で投稿数を増やすことにしました。
「お役立ち」と「人間性」を意識!X(旧Twitter)に投稿している内容
X(旧Twitter)の投稿数を増やすといっても、そのためなら何でも投稿してよいというわけではありません。
個人的なアカウントならまだしも、あんまーるという自社メディアのアカウントなので、ターゲットや目的を踏まえて投稿内容を考える必要があります。
そこで、わたしはまずあんまーるのX(旧Twitter)の投稿軸を大きく2つ設けました。
それは「お役立ち」と「人間性」です!
X(旧Twitter)の投稿軸 ①:お役立ち
お役立ちは、その言葉のとおり、沖縄で子育てをするママ・パパにとって役立つ投稿全般のことです。
実際にあんまーるのX(旧Twitter)に投稿している内容でいうと、たとえば「行政関連の情報」「災害・防災関連の情報」「イベント情報」などが該当します。
お役立ちを軸とした理由は、あんまーるが「うちなーママ・パパのよりどころ」をコンセプトにしたメディアだからです。
子育てに悩んだときや困ったとき、あんまーるのX(旧Twitter)を見れば問題が解決したり心が救われたりする状態にしたくて、大きな投稿軸として設定しました。
X(旧Twitter)の投稿軸 ②:人間性
人間性は、わたしをはじめとする、あんまーる編集部の考えやプライベートな一面が垣間見える投稿のことです。これまであんまーるのX(旧Twitter)ではそうした投稿はしていなかったので、「この機会にいいかも」と思い、取り入れてみることにしました。
人間性を軸とした理由は、共感からフォロワーの増加が見込めるのではないかと考えたからです。
うれしいことに、わたし以外のあんまーる編集部のメンバーはみんなママ! 出産・子育てを実際に経験しているので、そのリアルな経験や声を投稿すればうちなーママからの共感を得やすくなり、それがフォローにつながるのではないかと思ったんです。
また、先輩ママの経験談や意見を求めている新米ママも多いと思うので、そうしたユーザーのためにもなるといいなと考えました。
2つの軸をもとにX(旧Twitter)の投稿内容を考案
「お役立ち」と「人間性」、この2つの軸をもとに、さっそく月曜日から金曜日までの投稿内容を考えてみました。具体的には以下のとおりです。
お役立ち | 月曜日 | ・中の人が気になったニュース 教育や子育てに関する沖縄のニュースを紹介 |
お役立ち人間性 | 火曜日 | ・うちなーぐち講座 後世に残したい方言をエピソードを交えて紹介 |
人間性 | 水曜日 | ・あんまーる編集部 プチ日記教育や子育て、遊びに関するエピソードを発信 |
お役立ち | 木曜日 | ・意外と知らない!沖縄のこと 土地や食、文化、県の取り組みなどを幅広く紹介 |
お役立ち | 金曜日 | ・今週末のイベント情報 土曜日・日曜日に開催されるイベントを紹介 |
- 月曜日:中の人が気になったニュース
- 火曜日:うちなーぐち講座
- 水曜日:あんまーる編集部 プチ日記
- 木曜日:意外と知らない!沖縄のこと
- 金曜日:今週末のイベント情報
投稿内容の良し悪しについては、とりあえず投稿してみないことにはわからないと思ったので、一旦この内容で進めています。
お役立ちに偏ってる印象もありますが、上記とは別で、それこそわたしの勝手な「これについて書きたい」という想いのまま投稿することもあるので、全体的なバランスはとくに問題ないのかなと感じています。
あと上記に加えて、毎日朝に「今日の天気」、お昼に「あんまーる更新のお知らせ」を投稿しています。つまり、1日3回は必ず投稿する仕組みを作ることができたということです。
とりあえず、これで先に述べた「投稿数を増やす」という点はクリアできました。
投稿数を増やして約1か月!X(旧Twitter)のフォロワーは増えたのか?
2024年3月から、上記の「1日3回は必ず投稿する仕組み」であんまーるのX(旧Twitter)を運用しています。始めてすぐは「あ!やべ!投稿し忘れてる!」ということもありましたが、今は慣れてきて安定的に投稿できているような気がします。
ただ、この仕組みで運用して大きな変化はあったかというと、残念ながらありません。投稿によってはフォロワー数以上のユーザーに見てもらえていますが、フォローまでにはつながっていません。
なぜ成果が出ていないのか気になったので、X ヘルプセンターの「検索のルールと留意点について」を確認してみたところ、以下の記載がありました。
Xルールでは、Xで許可されている行為を説明しています。コンテンツやツイートをX検索に反映されやすくするには、Xルールと合わせて以下の点にもご留意ください。
引用:検索のルールと留意点について|X ヘルプセンター
してはいけない行為
・内容が同じまたは似ているリンクやツイートを繰り返し投稿する。
・特定のトレンドトピックやハッシュタグ(#記号の付いたキーワード)を乱用する。
・ツイートや返信の送信を自動化する。
・ボットやアプリケーションを使って特定のキーワードで構成された似たような文章を投稿する。
・複数のアカウントで同じような文章を投稿する。
・フォローとフォロー解除を過剰に行う。
Xは優れた検索品質を提供できるように、こうした行為が見られるアカウントを検索結果から自動的に除外する(または凍結などの対応を行う)ことがあります。
今、あんまーるのX(旧Twitter)では曜日ごとに投稿テーマを設けていますが、それがX(旧Twitter)のしてはいけない行為にある「内容が同じまたは似ているリンクやツイートを繰り返し投稿する」に該当しているとしたら……、検索結果から除外されちゃいますね。
とはいえ、きっとその可能性は低いだろうし(がっつり同じじゃないし週一の頻度だし)、せっかく仕組み化したので、このルールを頭に入れながらも変化をつけながら運用を続けたいなと思います。
原因はまだあった?!注目すべきは「平日だけの投稿」
「お役立ち」と「人間性」、この2つの軸をもとにX(旧Twitter)の投稿数を増やしたものの、フォロワーが増えることはありませんでした……。それはなぜなのか、改めて考えてみた結果「平日だけ投稿しているからではないのか?」という仮説が浮かびました。
これまであんまーるのX(旧Twitter)では、平日にしか投稿しておらず、休日は無言を貫いていました。「休日は投稿しない!」と決めていたわけではなく、とくに理由はありません。
この現状から、平日と休日、どちらの投稿のほうが見られるのかデータで確認することができないんですが、どっちのほうがよりX(旧Twitter)を開くか、自分自身で考えてみると圧倒的に休日です。これはきっとわたしだけでなく、多くの人が同じだと思うので、休日こそ投稿すべきなんじゃないかと思いました。
休日に何を投稿する?
となると、次に考えなければならないのが「休日にどのような投稿をするか」ということ。ママ・パパになった気持ちでどういう投稿があるとうれしいか考えた結果、以下を思いつきました。
お役立ち | 土曜日 | ・おすすめのランチスポット あんまーるで紹介した飲食店を紹介 |
人間性 | 日曜日 | ・あんまーる編集部 子育てエピソード 子育てや料理、洗濯、掃除などの便利アイテムや「この食べ方でピーマン嫌いを克服!」などの食・料理に関する情報、子育て関連の注意喚起などを紹介 |
土曜日:おすすめのランチスポット
休日にお出かけをする家庭は多いはず。とくに土曜日は「次の日も日曜日でお休み!お出かけして疲れても身体を休められる」という特別な日なので、外出する可能性が高いのかなと思います。
ということで、土曜日は家族で外出する(している)ママ・パパに向けて、おすすめのランチスポットを紹介するのがよいのではないかと考えました。仮に土曜日は家で過ごし日曜日に出かけるとしても、土曜日に投稿しておけば見てもらえる可能性が高まるので、その点でもベストかなと思います。
くわえて、ランチスポット探しは外出時に困ることの定番。とくに子連れの場合は、子ども向けのメニューやカトラリーはあるか、お座敷やキッズスペースはあるかなども確認しなければならないため、ぴったりなお店を見つけるのが困難です。
このようなときに、X(旧Twitter)で子連れにおすすめのランチスポットがわかるようになれば、それはきっとママ・パパの役に立つはず! そうしたサポートがあんまーるでできると最高なので、その一歩としても有効だと考えました。
日曜日:あんまーる編集部 子育てエピソード
「サザエさん症候群(意味:日曜日の夜に翌日からの学校や仕事について考えてブルーになること)」という言葉があるほど、多くの人にとって日曜日は憂鬱。これはきっとママ・パパも同じで、中には子育てに対するモチベーションが下がる方もいるかもしれません。
そこで考えたのが、日曜日に「あんまーる編集部 子育てエピソード」を投稿するというのもです。上述したように、子育てや料理、洗濯、掃除などの便利アイテムや「この食べ方でピーマン嫌いを克服!」などの食・料理に関する情報、子育て関連の注意喚起などを紹介することで、ママ・パパの痒いところに手が届くアカウントになれたらいいなと考えました。
そして個人的に重要なポイントだと思っているのが、ただ情報を届けるのではなく、ママ・パパに寄り添った一言を必ず添えること。「毎日お疲れさま」「今週もよくがんばりました!」といった労りの一言や「こういうミスはよくあるよ!気にしすぎないで」といった配慮の一言が、ママ・パパを救い、次の活力を生み出すこともあると思うんです。
日々、子育てや家事、仕事に励むママ・パパにとって、あんまーるのX(旧Twitter)が心のよりどころになりますように。そういう願いを込めて、日曜日にママ・パパにもっと寄り添えたらいいなと考えました。
体制を整えて実践しよう
考えるだけで行動に移さなければ、何もしていないのと同じ。なるべく早く体制を整えて、上述した休日の投稿を実践しようと思います。そのためにわたしがまずすべきことは、投稿のフォーマット制作とある程度の案出し。業務の合間に取り組んでいこうと思います!
学びもあった!これからのX(旧Twitter)運用で意識したいこと
投稿数を増やし(さまざまなジャンルの投稿をして)、検索に引っかかるようにして認知を広げることで、フォロワーの増加につなげる!という意識のもとあんまーるのX(旧Twitter)を運用していますが、上述のとおり思うような成果は得られていません。
ただ、その中でも学びはありました。それは、フォロワー数が多いアカウントの投稿に返信または引用リポストすることで、認知を広げられる場合があるということです。
こちらは、国際通りにある老舗の音楽総合ショップ「高良レコード店」さんの投稿を引用リポストしたものです。高良レコード店さんのゴーヤーマンの投稿を見て、わたしが純粋に「懐かしい!」という気持ちになり、その感情のまま投稿しました。
あんまーるのX(旧Twitter)の投稿のインプレッション数(ユーザーがX上でツイートを見た回数)は100前後であることが多く、よければ300〜500、もっとよければ700前後です。
これに対し、高良レコード店さんの引用リポスト投稿のインプレッション数はなんと2,346! 比べものにならないくらい、多くのユーザーに見てもらえました。
じつは、わたしが上記の投稿をしたあと、すぐに高良レコード店さんがリポストしてくださったんです。高良レコード店さんのフォロワー数は2.9万人なので、その大勢のユーザーにあんまーるの投稿がシェアされたんです! そのおかげもあり、インプレッション数が爆伸びしたのでしょう。
フォロワー数が多いアカウントにリポストしてもらうことは、認知の拡大に大きくつながります。
今は、「自分たちの投稿でどう認知を広げていくか」に重きを置いていますが、これからは「フォロワー数が多いアカウントと交流すること」も視野に入れていくべきだなと感じました。
まとめ
企業・サービスのX(旧Twitter)運用をするのは初めてなんですが、今のところ正直難しさしか感じていません。自分で考えたことを実践してはいるものの、やっぱりまだまだ足りないのでしょう。思うような成果は得られていません。そのため、心が折れそうになることもあるんですが、記事後半でご紹介したような学び・喜びを得られることもあるので、引き続き向き合っていこうと思います。
まずは、今の運用体制をキープしながら休日にも投稿をするようにし、かつフォロワー数が多いアカウントと積極的に交流するようにします。対面でもSNS上でもコミュニケーションを取るのが下手なわたしですが、これを機に得意になれるようがんばってみます。